萋卉峠は猪苗代湖畔の浜路と逢瀬町の多田野とを結ぶ峠で、御霊櫃峠のすぐ南側を越えているとの事である(歴史春秋社 会津の峠)。過去に浜路側から入って敗退、多田野側から入って敗退している。最近まで、てっきり973m水準点の東側を越えているものだと思っていたが、会津の峠 下巻P44の図を見ると972m三角点とその南にある920m三角点の間を越えている。この辺りであれば浜路から実線林道が稜線まで登っているので辿るのも容易く、運が良ければ多田野へ下れるかもしれない。
御霊櫃峠の浜路側入口に4輪を停め、萋卉峠を目指す。谷の入口には林道細木線の道標がある。細木は萋卉のことだろう。
林道に入って約1.2km 銅屋場橋の手前で左にヤブの道跡が分岐しているが、道跡はすぐ先の砂防ダム手前で消滅。再び戻って林道を登る。その後も旧道らしい道跡が交錯する。
入口から3km弱の林道細木線終点で、作業道が分岐している。直進の細いほうは、以前入ってヤブに没していたため今回は右の作業道へ入ったが、こちらの道もすぐにヤブになった。ヤブの中に続く4輪の轍の跡を辿ってヤブを押し進むと大きな砂防ダムの脇を通過する。
すぐに分岐があり、つづら折れの大ヤブ径には入らず沢沿いのヤブ径を進むが、じきに径は消滅。
仕方なくヤブの斜面を5mほど担ぎ上げるとヤブ径に出た。つづら折れのほうの径のようだ。この径もじきにヤブに没し、さらに斜面を10mほど担ぎ上げると、またヤブ径に出た。ヤブで全容は不明だが、何箇所かつづらがあるようだ。しばらくヤブ径を押して進むと、再び分岐。左に緩く登っているほうが峠のようだが、稜線鞍部は右側なので、右へ進んだのが失敗、じきに径は消滅。戻るのも面倒なので、鞍部目指して突き進むが、木々の中 凄まじいヤブ漕ぎ。
薄い踏跡を見つけたのは稜線に出る寸前だった(地形図の実線林道は廃道化?)。
稜線には、三森峠⇔御霊櫃峠の遊歩道が通じている。多田野方面への径は見つからないので御霊櫃峠へ向けて自転車を押す。0.5kmほど進むと道標があり、遊歩道が右に折れているが、左に降りていく薄い踏み跡があるようにも見える。また、遊歩道の右斜面も谷地になっているので、ここが萋卉峠で自分は少し南側を登り詰めたのかもしれないが、詳細は不明。
御霊櫃峠までは休み休みで1時間半。遊歩道はきれいな径で迷うことはなく、下り部分の大半は乗車可能だったが、登り返しはきつかった。峠から浜路へ15分で下って今日の行程を終了した。
今回 登り詰めた辺りが萋卉峠なのかは不明なので、そのうち道標のある辺りから斜面を下ってみようかとも思う。多田野側への取り付きについては、さらに謎である。
浜路9:20→銅屋場橋9:40〜45→林道細木線終点10:00〜15→ヤブ漕ぎで稜線へ11:20〜25→道標の辺り11:35〜50→御霊櫃峠13:15→浜路13:30
走行距離17.3km
相棒;MTB(26×1.9)

