6/11は朝から雨。大したコースではないだろうと、道道3号夕張隧道の旧道である二股峠と、その南の自転車専用道(軌道跡)を周回するつもりでYHを出発。夕張線に沿って道道38号を北上していると、しだいに雨がやむ。鹿の谷駅前を過ぎ、末広1丁目の信号を鋭角に左折して、舗装路を緩く登ると、すぐに二股峠に到着。標高差がほとんどないことは解っていたが、少し気抜けするくらいあっけなかった。
峠を越えて下り始めると、すぐに舗装が切れる。産廃処分場か何かがあるようで、大きなトラックに追い越される。処分場らしい辺りを抜けて下っていくと、峠から約1.5kmほどで突然 道幅が細くなりヤブっぽくなった。
道はさらに細くなり、何とか乗って進んでいたが、ついにヤブに埋もれてしまった。道跡を探しながら進むと、沢で道跡が途切れている。自転車を押して沢を渡ると、ほどなく道が現れ、そのまま道道3号に合流した。思った以上に廃道化が進んでいて驚いた。
富野という集落で道道3号を離れ、泉橋を渡ると、軌道跡の道と交差する。軌道跡に入るがサイクリングコースというよりも舗装された農道といった感じ。しばらく進むと、軌道跡らしい真直ぐな道になった。
一般道と交差し、第3トンネルが近くなると、軌道跡は少し荒れた感じになる。舗装はされているが、草が茂り、倒木も何箇所かあった。
第3トンネルに到着したが、工事中で閉鎖されていて通れない。今回は断念して引き返すことにした。現在の夕張市の情勢では、サイクリングロードの維持も難しいのかもしれない。機会があれば、そのうち逆コースから辿ってみよう。
再び降りだした雨の中、由仁経由で追分駅まで走り、自転車をたたんだ。そのまま特急を乗り継いで函館へ。本日は、移転したライムライトに宿泊し、久しぶりにオーナーのしなちく氏に会うことができた。
走行距離62.1km(夕張YH8:10→二股峠9:00→道道3号に出る9:30→泉橋9:40〜45→第3トンネル10:05→泉橋10:20→由仁11:00〜15→追分駅12:05)
相棒;片倉シルクキャンピング(650×35A)