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2010年01月01日

佛峠再訪

元旦の朝は冷え込みがきつく、つい、遅くまで寝てしまい、出発が昼前になってしまった。大したコースは走れないので、以前、本栖湖の西にある佛峠を越えた際に、辿れなかった稜線沿いの破線路へ踏み込んでみることにした。
四輪をR300沿いの中ノ倉に停めて本栖湖へ。中之倉トンネルまで、延々とR300を登り、1時間弱で本栖湖畔に到着。
中ノ倉をスタート本栖湖畔
富士山を眺めながら湖畔の舗装路を進み、佛峠入口に到着。見覚えのある道標を目印に峠径に入る。以前、越えた時には、入口付近でかなり迷ったが、途中、何箇所か小さな標識があり、今回は迷うことはなかった。ヒノキの植林帯を抜け、落ち葉の急坂を押し上げる。
佛峠入口佛峠の登り
小さな尾根をまたいで、少し自転車に乗れたかと思うと、径が細くなり再び自転車を押す。峠入口から30分強で分岐に到着(左は佛峠を経て谷筋の沢径、直進は稜線径で、どちらも釜額へ)。佛峠はすぐそこなので、5分くらいで峠まで往復し、いよいよ稜線へ。
佛峠間近佛峠
分岐から少し押し上げて尾根を乗り越すと、径は斜面沿いの細い踏み跡になった。沢の奥で崩れた箇所も何度かあり、山仕事の踏み跡といった感じの径をしばらく辿る。少し不安になってきたが、標高1100mを切った辺りの赤い境界標を過ぎると、径が一変した。
尾根沿いの荒れた径赤い境界標
倒木は多いがしっかりした径で、細かなつづらで巻きながら稜線を緩く下る。多少の無理はあったが、倒木を担いで越えるのを除けば、9割以上乗って下れた。
快適な尾根の径落ち葉のつづら
写真を撮りながらのんびり下り、境界標から約40分で稜線をまたぐと、トンボ石の由来が書かれた、かすれた青い看板を見つけた。今考えると、釜額集落の真上、標高690m付近のようである。
稜線をまたぐトンボ石の案内板
ここから径が薄くなるが、そのまま稜線をまっすぐに下って行くと、索道跡のような辺りの廃屋の前で径は完全に消滅してしまった。しばらく付近を捜すが径が見つからないので、自転車を担ぎ下ろす。思ったより急斜面で悪戦苦闘。たまに3〜4mすべりおちたりしたが、30分くらいかけて沢に降り、荒れた沢ずたいに釜額の集落へ。
径形が薄くなる荒れた谷へ担ぎ下ろし
地形図をよく確認すると、破線路は稜線をまたいだ後、釜額の集落の真上辺りで鋭角に曲がっている。良いコースだっただけに、最後に径を見失った詰めの甘さが悔やまれる。2〜3年後、もう一度チャレンジかな?釜額の神社に登ってみると、沢ぞいに良く踏まれた径が続いていたが、これが稜線径につながっているのだろうか?
釜額集落へ釜額の神社

中ノ倉10:15→中之倉トンネル11:10→佛峠入口11:30→分岐12:05→佛峠12:08→分岐12:10→稜線12:17→境界標12:40→トンボ石看板13:20→廃屋の前13:25→釜額14:00→神社14:10〜20→中ノ倉14:25
走行距離20.5km
相棒;MTB(26×1.9)
posted by たおたわ at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 甲信越 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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