芦川村の奥まで四輪で入り、すずらん峠群生地の駐車場に駐車。9:20スタート。付近の詳細が駐車場の看板に描いてあるが、自分の持っている地形図よりも林道が増えている。駐車場からコンクリートの遊歩道を登り、途中からすずらん峠への峠道へ入る。
舗装林道を横切ると本格的な登りになり、峠が近付くと積雪部分や凍りついた沢もあって、思っていたより危なかった。
駐車場から1時間余りの押し上げで すずらん峠到着。
地形図に描かれている、峠から直接 大石へ下る破線路を探すが見つからない(廃道になってしまったのだろうか?)仕方なく、稜線径を西へ、新道峠を目指す。
ゆるく登ってピークを過ぎると、稜線の快適な下り。ピークから新道峠までは、ほぼ100%乗車可。稜線途中の展望台から、河口湖越しの富士山が絶景だった。
新道峠から大石までは、細いつづら折れで急降下。カーブの大半は自転車を降りて方向転換した。峠径は、沢沿いの荒れた林道に合流し、大石へ下る。
大石からは、天神峠を越えて河口湖畔へ。天神峠は小さな峠で、峠入口から作業道(途中から山径) を押し上げる。
およそ15分で峠へ到着。峠から南側の下りは、地形図では斜面をやや東寄りに下る破線路で描かれているが、実際は僅かに西寄りの稜線を巻いて、2〜3往復のつづらの後、地形図とは尾根を挟んで西側に出る。径ははっきりしているが、乗車率は低かった。
新寺崎トンネル、長浜トンネルを抜けると淵坂峠入口。超急坂の舗装路を登る(途中から押す)。適当なところで右に折れて斜面を探すと、運よく峠径に出た(以前登った時にも少し迷った)。きれいな峠径をゆっくりと登る。
自転車を押すこと20分足らずで淵坂峠の切り通しに到着。すでに13:00、今日はこの後大石峠を越えなくてはならず、小休止もとらず、大淵谷方向へ下る。天狗岩絵の径を分けると、径は細くなりしばらくは自転車を押して下る。途中から乗れるようになったが、以前下った時よりも少し荒れているような気がした。岩場を越えて沢を渡ると、大石峠への林道と合流。
さすがに腹が減ったので菓子パンを2個ほおばったまま、大石峠へ向かう。すさまじい急坂の舗装路の途中から峠径へ入る。
つづら折れの良い径なのだが峠までは標高差500m、先は長い。日暮れが17:00だとすると、もう3時間余り。気持ちはかなり焦ってきて、休憩も取らずに淡々と自転車を押し上げること1時間、ようやく大石峠に到着(前回越えた時と登りの所要は同タイム)。
ところが、下りは北斜面なので雪が多く、自転車には乗れそうにない。休憩もそこそこに、下りにかかる。標高は午前中に越えたすずらん峠のほうが高いのだが、雪は大石峠のほうが多かった。雪がなくなっても、リムがぬれているので、ブレーキの効きが悪く、結局、峠から上芦川までの大半は自転車に乗れず、押し担ぎになってしまった。
あとは、上芦川からすずらん峠群生地の駐車場まで戻るだけだが、これがまたきつい登りが続く。地図をよく読むと、標高差300m。疲れのたまった脚には、かなりこたえた。
何とか16:00に駐車場へ到着。大汗をかいたが、駐車場の標高は1300mくらいなので、体が芯から冷えてしまった。
駐車場9:20→すずらん峠10:10〜30→新道峠10:50〜55→大石11:20〜25→天神峠12:00→湖畔12:15→淵坂峠入口12:25→淵坂峠13:00→林道13:35→大石峠14:40〜45→上芦川15:25→駐車場16:00
走行距離25.5km
相棒;MTB(26×1.9)