奥吉原を南下、集落を抜けた後、右への巡視路が車ヶ峠の入口。JR_No.15〜16の表示板がある。
峠への径はガレているが、ヤブや崩落はなかった。急坂を押し上げると、左前方に鞍部が見える。
巡視路入口から10分で車ヶ峠に到着。熊山駅方面の展望が開ける。
熊山側への巡視路を下る。最初はやや荒れ気味。巡視路に並行して、旧峠径があるようにも見えた。
10分ほど下ると、5差路に到着。5差路からは乗れるようになったが、すぐに千躰の民家脇へ出た。
車ヶ峠の径から舗装路に出て南下すると、すぐに赤松峠の入口。熊山登山口の大きな看板がある。
赤松峠は、千躰から熊山への登山道途中にある片峠で、地形図に、峠径が破線路で描かれている。
舗装路の急坂を登ると、右手に熊山登山道の案内板がある。登山道に入ると、一旦コンクリート舗装
になるが、すぐに舗装は途切れた。良く整備された遊歩道が続いている。
自転車を押してしばらく進み、岩の多い急坂を押し上げて稜線上に出た。ここが赤松峠のようだ。
稜線から下る径はなく、遊歩道は南東方向へ登っていく。途中、総電線巡視路と合流した後、
奥吉原から熊山へ登る舗装車道へ出た。
舗装車道を奥吉原方向へ下り、奥吉原の大内集落の奥にある剣抜峠を、西側から登ってみる。
大内集落外れの防猪ゲートを過ぎ、防緒ネットに沿った山径を進む。
山陽自動車道をくぐる辺りでクランク状に曲がって、沢沿いの廃林道へ。ヤブっぽいのは最初だけ。
しばらく廃林道を押して進むと砂防ダムがある。以前、剣抜峠を東から越えた時の記憶をたどり、
砂防ダムの先で沢を渡る。沢は枯れていて水はなく、大きな石がゴロゴロしている。
沢を渡った後は、先人の残した赤テープを目印に、目の前の鞍部(剣抜峠)へ続く踏跡を登る。
状態の良い箇所は、径がはっきりしているが、ガレガレ。峠直前では、かなり踏跡は細くなる。
砂防ダムから20分で稜線鞍部の剣抜峠に到着。峠らしいものは何もなく、下る径もはっきりしない。
踏跡と思える部分を辿って、東側斜面を下る。途中、先人の残した赤テープが何箇所かあった。
剣抜峠から約10分で東側の谷へ下る。地形図では実線道だが、沢と化した廃道。以前より酷い。
谷筋の廃道を押したり担いだりしていると、5分くらいで林道に出た。林道を下ると大内集落に出た。
2km足らずでデポ地に戻って四輪を回収したが、まだ昼前。午後からは、移動して別の峠を越えよう。
相棒;MTB1号(26×1.9) 走行距離12.8km
奥吉原入口8:20→車ヶ峠入口8:30→車ヶ峠8:40〜45→千躰9:05→登山道案内板9:10→赤松峠9:25〜35→舗装車道へ出た9:50〜55→大内10:05→高速の下10:10〜15→砂防ダム10:25→剣抜峠10:45〜50→東側の谷筋11:00→林道に出た11:05→奥吉原入口11:15