R166を松阪方面へ10kmほど戻って横野からR368に入ると、部分的に国道と並行して旧和歌山街道の舗装路が残っている。坂ノ下からいよいよ旧道に入るが(写真)、しばらくは舗装。最初の分岐は左へ(右は砂防ダム)、次の分岐は直進(ここからダート)。橋を渡ると山道になるが、明瞭でヤブも迷うこともなかった。ピーク寸前で現国道に合流し(写真)、仁柿峠の集落跡に到着。下りに旧道はなく、町屋へ現国道を下る。昨年3月にも通ったが、町屋は風情のある街並みだ。町屋からはR422で丹生俣を通り、未通部分の庄司峠を目指す。
舗装が途切れる分岐は右へ急登し、ガレた急坂を押上げて砂防ダムを2〜3越えると、ガレた山道になった(写真)。この山道を押すこと15分、庄司峠に到着。峠はなだらかな鞍部で、山桜が散りかけていた(写真)。下りは明瞭な山道だが、ガレて倒木も多く、乗れない(残念)。最後は作業道っぽくなり荒滝不動に到着。山つつじが満開だった。
庄司谷川に沿った舗装国道を下り赤桶に出て、地形図を見ると、R166の対岸に実線道が並行して、小さな鞍部を越えている。面白そうなので入ってみると、アスファルトから細いコンクリート道になり、ダイナミックな切通しのピークに到着(写真)。R166の旧道で、珍布(めずらし)峠の概要を説明した看板もあった。ゆっくりと宮前まで下り、道の駅 飯高に戻った。
走行距離38.5km(飯高9:55→粥見北10:20→仁柿峠11:30→町屋11:50→舗装切れる分岐12:30〜13:05→庄司峠13:30〜13:45→赤桶14:30→珍布峠14:40→飯高14:50)
相棒;MTB(26×1.9)