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2007年01月04日

花立峠旧道と茨城の小さな峠

今年の走り初めは片倉のシルクキャンピング、と云ってもフロントバッグと後ろに小荷物という軽装日帰りツーリング。18きっぷを使って栃木の烏山まで行き、茨城の常陸大宮まで小さな峠をつないだ。
東北線、烏山線と乗り継いで烏山駅を8:30スタート。烏山市街の南東にある花立峠を目指す。花立峠は以前舗装路で越えたことがあるが、今回は地形図にある破線路を辿ってみることにした。下野大橋で那珂川を渡り、左折して県道27号を北上。卯の木集落に入って、県道が2車線になった辺りで山手の民家へ登る細い路があった(路の右側に鳥居)。この路、民家の手前で左に分岐があり、山裾を巻いて谷へ続いていた(写真)。どうやらこれが地形図の破線路のようだ。径は谷に入ると(写真)少しヤブっぽく、倒木や崩落が続く。あまり使われていないようだ。しばらく押し担いで沢を渡ると、ヤブはさらにひどくなるが、以外と稜線は近くに見え、峠は近いようだった。径が鋭角に巻いて左手の支沢へ入っていくと一層ヤブはひどく(写真)、自転車を押せなくなり担いだ。「いつものMTBと違って、さすが片倉のシルクキャンピング。肩にくる重量が違うなぁ・・・。」
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支沢を詰めると径を見失い、斜面を担ぎ上げると再び径を発見。ただしとても薄い踏み跡だった。径は支沢のある谷をぐるっと巻いて、東の尾根を巻いた後鞍部へ(写真)。鞍部まで担ぎ上げると、稜線づたいにハイキング路が通っていた(写真)。一方、ヤブ径は鞍部でハイキング路と直行し、谷の左側を下っているようだが、さらにヤブがひどいようで、装備を考えて今回はあきらめた。ハイキング路を右(北西方向)に辿ると、すぐに舗装路の花立峠パーキングに出た。舗装路を東に下って、さっきあきらめたヤブ径が下ってくるだろう谷を探ると、入口に双体道祖神が祀られている(写真)。おそらく今回辿ったヤブ径が花立峠の旧ルートだろう。また谷の奥へ遊歩道が延びていたので、ヤブ径の区間は案外短いかもしれない。
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舗装路をさらに下って県道171号で右折、しばらく下って行人塚峠を目指す。行人塚峠は、これといって何もない舗装路のピークだった(写真)。07010407.JPG峠の直下に東小学校があるので、東小学校の案内板にしたがって進むとよい。峠を下って県道274号を北上、道祖神という集落から鷲子へ抜け、R293の花立トンネルの上にある花立峠へ(写真)。紛らわしいが、知っているだけでもこの辺りには花立峠が3つある。峠直下でラーメンを作って小休止。その間、車は2台しか通らなかった。花立峠から小草へ下り、緒川をさかのぼって県道29号の長沢峠を越え(写真)、ぐるっと回ってR293の白谷峠を越した(写真)。県道12号、21号の予想外のアップダウンに苦しみながらも常陸大宮駅14:20着。何とか14:33発の水郡線の上りに間に合った。
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走行距離55.6km(烏山8:30→卯の木9:00→花立峠10:05〜15→行人塚峠10:35→鷲子11:10→花立峠11:45〜12:15→長沢峠12:50→白谷峠13:20→常陸大宮14:20)
相棒;片倉シルクキャンピング(650×35B)
posted by たおたわ at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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