県道11号を橋場の三叉路で右折、粥仁田峠を目指す。いきなりの急坂を何とか登っていると「←粥仁田峠」の立札があり、これにしたがって左折。道はコンクリート路から予想もしなかった未舗装に、さらに山道へと変わった(写真)。細めのタイヤを心配しながら乗ったり押したりしていると、15分くらいで舗装路に出た。どうやら旧道に入ってしまったようだ。舗装路をしばらく登ると、粥仁田峠らしきピークに到着。写真を撮ってそのまま下る(下り側にもダートが一部あった)。
さて、次はどこを越えようかと山地図をひろげ(実は、行き当たりばったりでコースは決めていなかった)、正丸峠に決定。県道82号を南下し始めると、小ピークにバス停があり「曽根坂峠」とある。旧峠は別かもしれないが、とりあえず写真を撮り(写真)、さらに南下。R299にぶつかって左折するが、早くも空腹。交通量も多い中、そのまま道端で菓子パンを2個ほどほおばる。正丸トンネルの直前で国道から分かれ、峠への県道53号へ入る。少し登り始めるが、さっきまでの交通量がウソのようになくなり、静かにゆっくりと峠へ。天気も良くないので峠で写真を撮って(写真)、さっさと下りにかかる。
下り途中で、旧正丸峠への入口をチェック。このまま帰っても良かったが、できれば東上線沿線にでたかったので、刈場坂峠を越えることにした。ここもかなりの急坂だった上、途中から旧道っぽいところを見つけて、よせばいいのに細めのタイヤで進入し(写真×2)、押し担ぎなど楽しんでしまった。コーナーの続く刈場坂峠を下り(写真)、県道172号を通って、つきのわ駅に到着したのは13:45。
で、今回、かなり急いだのは、途中で木イチゴ(自生)を見つけ、少しいただいたから。旧道の押し担ぎなんかもやってしまったので、帰ってみるとかなりつぶれて、フロントバッグの中が汁だらけだった。でも、少しだけジャムを作れた。
走行距離76.3km(小川町駅7:05→粥仁田峠8:25〜30→曽根坂峠バス停8:55→R299に入る9:15→正丸峠10:25〜30→刈場坂峠12:15〜50→つきのわ駅13:45)
相棒;縦断号(650×35A)
ラベル:秩父の峠