9:15岩瀬駅スタート(写真)。R50の北を並走する県道289号を東へ走り、山口で奈良駄峠の道を北に分ける。鏡ヶ池の三叉路があり、県道289号から外れて左の道をとる。少し路は細くなり、舗装の急坂をぐいっと登ってすぐにピークに到着(写真)。鍬柄峠がこのピークか、さっき分けた県道289号のほうのピークなのか、どちらだか判らない(県道のほうかなぁ)。そのまま下って、一旦R50に出るが、寺崎の十字路を左折して北上し、石寺峠を目指す。
標高差は100mもないのだが、直登している部分では等高線が密で、思ったより急坂が続く。そろそろ道が細くなるはず・・・と思っていたら、突然2車線舗装路に合流。広域農道「ビーフライン」とのこと。自分の持って来たのは昭和61年修正版の1/5万地形図だったので記載はないが、石寺峠は新しくできた広域農道に呑み込まれてしまったようだ(写真)。峠は何の風情もない2車線路のピークになってしまっていたが、北側は部分的に旧道(と云っても舗装路)が残っていたので、少し辿ってみた(写真)。
石寺の集落から県道39号でさらに北へ。県道の桜トンネルの上にあるピークが気になったので、トンネル手前を右鋭角に折れて急坂を登っていく・・・と、とても正確な標識が(写真)・・・。小数点以下3位までの正確さ。いったい何のためだろうか?標識によると8.578%の結構 急な舗装路を登り詰め、ピークで写真を撮っていると(写真)、朽ちかけた看板に気がついた。よく見ると「佐野峠」と彫られている(写真)。誰が掛けてくれたか判らないが、このピークにも峠としての名前があったのだ。
真端の集落辺りまで下って、涸沼川に沿って東へ。のどかな田舎道で
二本松、樫当といった集落を抜け、県道61号の中山峠へ。思ったより交通量もあり、中山峠も これといった風情もなかったが(写真)、少し下った辺りで菓子パンをほおばる。県道61号を下って笠間駅に到着したのは12:35。3時間あまりのポタリングだったが、思いもよらない佐野峠の発見もあり、楽しかった。
走行距離44.5km(岩瀬駅9:15→鍬柄峠?9:50→石寺峠10:35〜45→佐野峠11:10→中山峠11:55〜12:05→笠間駅12:35)
相棒;片倉シルクキャンピング(650×35B)