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2007年11月25日

桑ノ代峠から大楢峠(?)、そして茂木へ

久しぶりに桐生周辺の峠を越えてみようと、東武線を乗り継いで赤城駅へ。今年の5月に辿った大楢峠らしい径が気になっていたので、5月のコースとは逆に塩沢から奈良坂峠を越え、上八木原から大楢峠らしき鞍部へ径を辿ってみた。
赤城駅からR122を北上し、福岡大橋を渡って塩沢への車道へ入る。奈良坂峠を目指してのんびり走っていると、途中 入山橋のたもとに「旧桑ノ代道」と書かれた真新しい石柱が建っていた。橋を渡らずに左手へ入ってみたが民家の軒先で行止り、径らしいものは見当たらなかった。あきらめかけて入山橋を渡ると、左手に「オオムラサキの森」と看板があった。これにしたがって進むと「オオムラサキの森」の案内板があり、その中に「桑ノ代峠」と書かれていた(写真)。案内板の後ろの丸木橋は渡らず沢に沿って自転車を押して進むと、墓地の後ろを通って広場に出た。広場をかすめるように沢に沿って進み、最初の分岐は右の径へ。倒木は多いが、径ははっきりとしていて判りやすかった(写真)。20分足らずで何もない峠に到着(写真)。
「オオムラサキの森」の案内板桑ノ代峠への径桑ノ代峠
桑ノ代への下りは、峠付近のみササが茂っていたが(写真)、はっきりした径が残っていて、何度か足は着いたが90%以上の高乗車率(写真×2)。思いの外、楽しい山下りを楽しめた。峠道は、桑ノ代集落から神社へ登る車道の途中に出て、集落へ下り始めると、すぐに舗装になった。集落を抜け、0.6kmほどで県道257号に出て(写真)、渡良瀬川沿いにそのまま八木原へ。
峠付近のササ径桑ノ代への下り-1桑ノ代への下り-2県道257号に出る
くろほね大橋への分岐を過ぎるとすぐに、荒神山入口・上八木原入口の立札にしたがい、右の舗装路を登る。0.5kmで荒神山への道を分岐し、上八木原の集落をかすめると道はT字となっている。大楢峠(?)へはT字を右折し、沢沿いの急坂を登る。T字から1km弱の分岐を左折して沢を離れる。いったん舗装が切れるが、途中、0.7kmほどコンクリート舗装の区間がある。道が谷から出ると八木原付近や遠くの山々が望めるが、またすぐに谷筋に入ってしまい、あまり展望は利かない。再び舗装が切れると(写真)、すぐの分岐を右のコンクリート路へ入るが、勾配がきつくしばらくは自転車を押す。再び分岐があり、5月に辿った時は確か、正面ではなく左の道から下ってきたが、よく見るとさらに左に旧道らしい踏跡があった(写真)。入ってみると、消えかかった踏跡が林道と並行して続いているが、0.1kmくらいで林道に合流した。林道を登ると、再び分岐。やや左に林道を分け、作業道のような細い道を登る。途中、さっき辿ったような旧道が交錯するので(写真)入ってみたが、逆S字カーブで斜面を登る作業道に合流。すぐに分岐がありやや左に入る作業道に入る。0.2kmあまりで作業道(写真)は終点。付近は見覚えのある景色だが、径は不明瞭。5月に通っていなければ判らないかもしれない。
林道を登る旧道(?)分岐作業道

山径は作業道からまっすぐに延びている。しばらく自転車を押して緩い尾根を越えるあたりは、道が掘れていて雰囲気は古い峠道のようだ(写真)。短い区間だが雰囲気の良い山径が続くと(写真)、急に径が消滅した。斜面を這い上がると、5mくらい上を獣道のような踏跡が続いているので辿って行くと、稜線をまたいでさらに続いている。本当に獣道だったようだ。稜線に沿って下ると見覚えのある鞍部に出た。大楢峠かと思っている鞍部である(写真)。鞍部へは、径の消滅した方向から径らしい踏跡が延びてきていた。やはり本当の径があるようだ。
深く掘れた径続く山径大楢峠の鞍部か?
鞍部からほぼ水平に斜面に続く踏跡をたどると(写真)、稜線を一つまたいでコンクリート道に出た、といっても落ちてきた土や小石で覆われて、コンクリートは見えない。しばらく下るとコンクリートが見えるようになり(写真)、沢筋まで乗って下る(写真)。ここで小休止。沢筋は十字路になっていて、下ってきたコンクリート路から見て、右は入山または塩沢から延びてきている林道のなれの果ての作業道、左はその延長にあたるヤブっぽい山径、直進は沢筋の廃作業道。この廃作業道を辿れば茂木へ抜けられるのだろうか?
コンクリート路へコンクリート路を下る沢筋に降りる
15分ほど休憩して、菓子パンとコーヒーで昼食の後、廃作業道へ踏み込む。ガレていたり倒木が多かったりで乗れないが、道幅は軽トラが通れそうに広い(写真)。並行している沢を何度も渡り返す ぜいたくな作りの道だ。5分くらいで分岐に到着。地図によれば右の谷沿いに入って行けば茂木へ越えられそうなので、右の道を選ぶ。ヤブっぽくなった道(写真)を5分ほど押し上げると、谷の奥で道は行止り。分岐まで引き返して、直進する廃作業道を進むが、こちらも10分足らずで行き止まり。結局、再び分岐まで戻って、さっき引き返した右の道を押し上げる。さっき行き止まりだった谷の奥を担ぎ上げる。左手に踏跡があるのに気づき、踏跡に沿って進むと尾根を巻いて、すぐに鞍部へ到着(写真)。
茂木へ?茂木へA茂木への鞍部
鞍部から茂木方向へは山径が下っているが(写真)、しばらく下ると不明瞭になり(写真)、踏跡を探しながら下る。何度かつづらを下った後、南西方向から下ってくる山径と合流すると植林帯の中、谷筋を下って(写真)茂木集落の西の端へ到着(写真)。集落からはコンクリート舗装の急坂を下ると、お堂の前に出た。県道334号を下って赤城駅へ戻り、13:25自転車をたたんだ。
茂木への下り@茂木への下りA茂木への下りB茂木
走行距離28.5km(赤城駅8:00→オオムラサキの森8:40〜55→桑ノ代峠8:15→上八木原入口9:40→作業道終点10:40→大楢峠(?)11:00→沢筋の十字路11:10〜30→分岐11:35〜12:00→鞍部12:15〜30→お堂の前12:40〜55→赤城駅13:25)
相棒MTB(26×1.9)
posted by たおたわ at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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