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2007年12月31日

右左口峠と迦葉坂

年末年始の天気が荒れ模様で、晴れているのは関東と山梨あたりのようなので、今年の年末年始も山梨の峠越えを楽しむことにした。昨夜のうちに道の駅とよとみに到着。初日は右左口峠を越えてみることにした。
道の駅からスタートし、県道29号を右左口へ。宿の集落を抜けて旧国道を登ると、右左口トンネルへ通じるR358の下をくぐる。舗装が切れたり(写真)、また舗装になったりで、高度があがるに連れ甲府盆地の展望が開ける(写真)。R358下から約2km先以後はずっと未舗装、約5kmで右左口峠に到着(写真)。峠には合併前の上九一色村の標識が残っていた他、中道往還についての案内板もあり、その案内板の横から右左口方向へ径が下っていた。
右左口峠へ甲府盆地の展望右左口峠
峠から南の古関側へ迦葉坂を辿って下った後、旧国道を登り返して再び右左口峠に戻り、中道往還を辿ってみることにした。右左口峠の無人観測局の向かって左側から裏手に回ると、西に向かって尾根付近に踏跡が延びている。少しヤブっぽいが自転車を押して進む。すぐに小さな鞍部があり小径が越えていた。さらに自転車を押して尾根付近の踏跡を進むと、少し下って再び鞍部に出た(写真)。さっきの鞍部よりも深く、やはり径が交差していた。柏尾坂峠だろうか・・・?道の真ん中に石仏さん柏尾坂峠?文献では石祠があるそうだが見当たらなかった。迦葉坂を目指し南側の径を下るが、次第にヤブが薄くなり自転車に乗れるようになった。突然、道の真ん中に石の仏さんが立っていて驚いたが(写真)、ぶつからずに済んだ。すぐに分岐があるが、そのまま直進(戻るように右へ進む径は谷を越えて続いていたが、谷が崩落していたようだ)。
その後、つづらで下るようになるとガレて石が浮いているため自転車を押す部分が増えたが(写真)、たまに石仏さんもあり(写真)雰囲気の良い道だった。下に舗装路と集落が見えるようになると(写真)、植林帯を抜けて分岐になった。分岐のあたりにあったのは石畳だろうか・・・?(写真)どちらに降りても地蔵堂の集落へ出そうだったが、右の道を下って村中橋という橋の少し上流に出た。地形図の破線路のコースとと比べても、おそらく迦葉坂を辿れたのだと思う。しかも7割以上乗れた!
迦葉坂1迦葉坂2迦葉坂3石畳?
古関からは再び旧国道で右左口峠を目指す。2kmも登らないうちに舗装が切れ、峠まで舗装はほとんどなかった(写真)。40分ほどで再び右左口峠へ。一服して昼食をとった後、いよいよ中道往還を下る(写真)。途中、左斜面から下ってきた径と合流しつづらで下り始めると(写真)、ガレて乗れなくなり自転車を押す。沢が崩れてロープが渡してある箇所もあり、予想よりも荒れた乗車率の低い径だった。強清水を過ぎて沢を2回ほど渡ると、中道往還は右左口トンネルの入口に出た(写真)。
右左口峠を目指す中道往還へ中道往還右左口トンネルの入口に出た
トンネル口でR358を横断するとさらに径は続いていたが(写真)、かなり荒れている様子だった。ヤブの上にガレた箇所が多く、自転車を押して進む(写真)。さらに続く径ヤブの径径に沿って導水パイプが通っているので補修用の道だろうか?また砂防ダムがいくつもあったのでダムの補修路かもしれない。途中「七覚川堰堤 完成 昭和53年」とあったので、その頃は使われていたのだろう。が、きれいな屈曲もあるので昔の径のような気もする。屈曲を過ぎると一旦乗れるが、突然 径は竹ヤブの中に没してしまった(写真)。凄まじいヤブで侵入は難しそうなので諦めかけたが、導水パイプは径からそれて竹林の斜面を下っている。パイプに沿って下ると、多少ヤブが薄かった。すぐに沢沿いの廃作業道に出た。沢沿いに道を進むと(写真)砂防ダムに突き当たった。下を見ると10mはあるだろうか・・・。どうやって降りようかと考えていたが、辺りを見回すと砂防ダム右岸に迂回路があった。ダムを越えて斜面を下ると(写真)、すぐに舗装路になって上宿の外れの旧国道に出た。後半はどこまで旧道を辿れたかは判らないが、とりあえず上宿まで下れて満足。そのまま朝登ってきた道を道の駅まで下った。
径は竹ヤブの中に沢沿いに迂回路
走行距離32.9km(道の駅とよとみ8:10→右左口8:45〜9:10→右左口峠10:05〜15→鞍部10:25→分岐10:35〜50→地蔵堂11:20→古関11:30〜45→右左口峠12:25〜13:10→右左口トンネル入口13:50〜55→旧国道へ出る14:25〜30→道の駅とよとみ14:50)
相棒;MTB(26×1.9)
posted by たおたわ at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 甲信越 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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