18きっぷが余ったので、さくら市(氏家・喜連川)周辺を走ってみた。身を切るような氷点下の寒さの中、氏家駅をスタート。(旧)上河内町の矢白峠を訪ねてみる。東北本線を渡ってR293から県道159号へ入り、射撃場看板のある分岐を左へ。しばらく緩く登って射撃場への道を左に分け、砂防ダムの脇を急登する。持ってきた古い地形図では矢白峠へは破線路になっていたが、車道で越えているようだ。途中で舗装は切れたが、ダートになって5分で峠に到着(写真)。峠は切通しになっていたので、周囲のヤブに入って旧道を探すが見つからなかった。峠から北側の下りは3分、0.5kmほどで県道159号に出た。謡辻を右折、ゴルフ場脇のピークを越えて鬼怒川を渡り、再び東北本線をくぐって喜連川へ(写真)。
湯の坂峠
R293弥五郎坂の旧道へ行ってみたいが、その前に以前 越えたことがある喜連川の湯の坂峠を再訪した。湯の坂峠は、峠と名前がついているが、荒川沿いのもと湯とお丸山公園との間にある遊歩道の名称。元湯を過ぎ、お寺の横にある墓地をかすめて山径を登る。10分もかからずにお丸山のスカイタワー(?)うらに到着(写真)。ここから先も遊歩道が続いていた記憶があるが、今回はここで引き返す。もと湯までの下り(写真)は、まあまあの乗車率、といっても山径部分の距離は0.5kmくらいなので、あっという間にもと湯についてしまった。(2001年11月に来た時には、遊歩道の途中に湯の坂峠の由来を記した立札(写真)があったのだが、今回は見当たらなかった。
弥五郎坂
喜連川を後にして、弥五郎坂を目指す。自分の持っている地形図には、R293に沿って「弥五郎坂」の表記があるが、少し北に並行して実線車道が記されている。道の付き方から見ても、実線車道のほうが旧道っぽい。羽黒集落に入ると(写真)、自動車は通行できないようで車止めがあり、舗装路ながら道幅も細くなった。「奥州街道」の表示を過ぎ(写真)、古戦場への道を分けると舗装が切れる。
倒木が多く自転車を押し担ぐが、すぐにピークへ到着(写真)。下りはすぐに舗装路へ出た(写真)。
辰街道
続けて、昨年9月に見つけた辰街道を再訪。弥五郎坂の数km南にある八方口というところから、将軍桜へ登る。入口には案内板があったので迷うこともなかった。将軍桜からそのまま鴻野山を目指す。閑散とした感じの丘陵を南東へ進むと(写真)、10分くらいで烏山線の踏切を渡る。
台新田展望台、西山の桜、栃木ふれあい牧場などを通って雰囲気の良い稜線道を南下する(写真×2)。
県道64号と交差すると、稜線道はゆっくり下って芳志戸という集落を過ぎ、八雲神社のあるY字路で県道61号に合流した(写真)。将軍桜から八雲神社まで距離は15kmくらいだが、今度はランドナーで走りたい。文献によれば、辰街道は真岡まで通じているそうなのだが、今回はここで終了にして、芳賀の祖母井から五行川サイクリングロードでR123に抜け(写真)、R123で宇都宮まで走って自転車をたたんだ。
走行距離84.5km(氏家駅7:25→矢白峠入口8:05→矢白峠8:25〜30→もと湯9:55〜10:05→お丸山10:15〜20→もと湯10:25→弥五郎坂ピーク10:45→八方口11:10〜20→踏切11:40→八雲神社13:00→R123に入る13:30→宇都宮駅14:15)
相棒;MTB(26×1.9)