行道峠
足利市駅を8:10出発し、昨年と逆方向で行道峠を目指す。県道284号から外れて行道山への車道を登り、途中から林道へ入る。行道峠への径の入口は、林道に入ってから約0.7km、入口には石の角柱が積まれているが(写真)、昨年 逆方向から下っていなければ判りづらい。草深い踏み跡を入ると、谷沿いに登った後タイトターンで折り返して、斜面を峠まで登る。径の入口から5分足らずで峠に到着(写真)。お楽しみの下りは、1km足らずだが雰囲気の良い径をのんびり下れた(写真)。
藤坂峠
行道峠を下った後、県道219号を北上して藤坂峠を目指す。2.5万図にある峠西側(松田町側)の破線路を辿ろうと、県道から離れて旧道を探るが入口が見つからない。しばらく付近を探索すると、谷の向こうに旧道らしいヤブ径が続いているが、谷が深くヤブもかなりひどそうなので今回は退散。県道を登っていると、旧道らしい踏跡が10/12カーブの辺りに登って来ていた(写真)。今度は下って探索してみよう。藤坂峠まで登ると(写真)、右側の谷の斜面を薄い踏跡が下っている。
不法投棄の粗大ごみをよけながら、自転車を担いで谷底まで下ると(写真)、作業道くらいの道が続いている(写真)。
途中からは乗れるようになり(写真)、県道219号への出口には「左 三和村 松田ニ達ス」と刻まれた道標が立っていた(写真)。下ってきたのはおそらく藤坂峠の旧道だろう。
穴切峠
勘定谷戸から名草弁天の横を抜け(写真)、老越路峠へ抜けたが、途中の北斜面は積雪と凍結で押したり乗ったり(写真)。何とか昼前に老越路峠に着いたが(写真)、最後に穴切峠を越えて早めに切り上げようと、群馬側へ下る。
穴切峠の入口は、県境群馬側にある工場の裏手を入って行く(写真)。入口の林道は凍結していたが、しばらく押すと雪もなくなり快適に乗れるようになった(写真)。「よしっ!」と、調子に乗ってペダルを踏込んだ瞬間「バキッ!!」と音がしてペダルがロックして踏めなくなった。
「あ、また枝を巻き込んだな」自転車を降りて確認すると唖然・・・。後ろの変速機は見る影もなく変形+破断(写真)。エンドも変形し、巻き込んだ丸太をはずす際にチェーンも切れた。ここまで破壊するのも珍しいが、焦ってみても始まらない。しばらく自転車を押すと、林道の分岐に到着。穴切峠を越えればあとは下りだと、ここでラーメンを作って昼飯の大休止。ラーメンをすすっているうちに次第に曇ってきたので、30分で撤収、穴切峠を目指す。林道の分岐を右に進むと、次第に沢沿いのヤブ径になり(写真)、ついに径を見失った。付近を探索するが、結局道は見つからず、撤退。自転車を押して県道まで戻った。
皆沢集落までは勾配が比較的きついので、チェーンがなくても乗って下れたが、梅田湖が近付くと県道はアップダウンとなったので、路面を蹴ってキックボード走行。追い打ちをかけるように、ミゾレ混じりの雪が降ってきた。
しかしSUNTOURのXc-compがメインテナンス後、一回で再起不能になったのは悲しい。
走行距離32.7km(足利市駅8:10→行道峠9:05〜10→藤坂峠の松田側旧道口9:45〜55→藤坂峠10:10→県道に出る10:30→老越路峠11:45→穴切峠入口11:55→林道分岐12:10〜40→穴切峠入口13:30→梅田大橋14:00)
相棒;MTB(26×1.9)