半田から県道256に入り県道258が分岐する辺りの川又に車を停めた。県道256で東谷川を遡り、上蓮・折坂 方面へ。最初はのんびりと登るが、上蓮の集落を過ぎるとかなりつらい登りになった。谷の奥で沢を渡って折り返し、一往復すると車道は終点。ここで折坂に住んでいるお爺さんに焼堂峠までの道の概要を教えてもらった。車道終点からそのまま左に折れて斜面を登る山道を登る(写真)。すぐに錆びたトタン屋根の家を過ぎて分岐を右、果樹園の中の次の分岐は左へ。そのまま進むと杉林の中に廃屋が立ち並ぶ(写真)。途中で何度か道を見失うが、廃屋を縫って登っていく。道はコンクリートの用水路に突き当たり、用水路に沿って少し登ると、コンクリートの小さな板(橋?)を渡り(写真)沢を離れる。再び集落跡を通って尾根筋に登ると、小井野からの道(踏み跡)と合流してそのまま尾根を登る。
お爺さんの話だと、焼堂峠へは尾根の途中で左に登るが、判りにくいとのこと。左に進む道を見つけて進んだが、がけ崩れ跡の岩場に出た。適当に登っていると、右から旧道が合流してきた(左に入るのが少し早過ぎ)。そのまま旧道を押上げるが、尾根を巻くと倒木と崩落が続き、しばらくは尾根上のエスケープルートを旧道と並行する。再び旧道に戻り、斜面を急登すると、ようやく焼堂峠に到着(写真)。峠でしばらく休憩後、中横へ下るが、途中から道は不明瞭になる(中横から登ると、かなり迷う?)。適当に下っていると、屋根が見え始め集落跡に到着。そのまま廃屋のならびに沿って進むと、道は下らず水平方向に延びている。よく踏まれて乗車率も高く、しばらく乗っていると、寺地の集落跡に到着。寺地集落跡の手前から、農作業用のモノレールが並行する(写真)。寺地から大宗までの道も乗車率は高いが、ずっとモノレールと一緒。
大宗の集落に入り、宝珠寺への分岐を過ぎて0.3kmほど先の谷の右側に踏跡があるが、これが宇峠の入口だった(写真)。右手の民家を過ぎると、ほぼ水平な道が分岐するがこれには入らず、そのまま直登。沢沿いに谷の右側を急登する。谷が左にカーブし、稜線が近くなると2〜3往復をつづらで登って宇峠に到着。峠には石仏が何体もあった(写真)。峠から北の成谷へ下る道は明瞭だが、ガレていてほとんど乗れずに押した。沢を渡って成谷集落(跡)を過ぎると少し登って尾根を越える。稜線上に道はあるがこれには入らず、尾根を巻くと再び分岐があるが、これにも入らずに斜面に沿った道を押す。道が次の稜線上を下るようになると高乗車率(写真)。0.5kmほどで左に沢をまたぐと道はガレて、押していると安場峠に到着(写真)。安場峠は道が多数分岐していて迷ったが、何とか探し当てて、ガレた急坂を10分ほど押して下ると作業道に出た。そのまま下ると0.2kmで舗装になり、高清を経て川又に戻った。
走行距離13.9km(川又8:00→車道終点8:55→コンンクリート板9:25→焼堂峠10:40〜11:15→廃集落11:30〜11:45→宇峠入口12:25〜13:00→宇峠13:35〜50→安場峠15:10→作業道15:20→川又15:40)
相棒;MTB(26×1.9)