インターネットを見ていたら、甘楽の小柏峠という峠のことが書かれていた。先週 宿題になった黒仁田峠と組み合わせて越えてみようと、昨夜のうちに日野まで車をとばして車中泊。
7:20に走り始め、県道175を名無村へ。ここから(写真)黒仁田峠へは、斜度15%超のコンクリート路を急登(写真)。休み休み登って30分で名無村峠に到着(写真)。名無村峠は「群馬の峠」にも書かれているが、坂の途中で、ピークではないようだ(自分の知る限り)。名無村峠は昨年正月にも通ったが、この名無村峠あたりで分岐している未舗装の車道がずっと気になっていた。今回、この分岐に入ってみたが、10分も押さないうちにとなりの尾根を巻き、その先で道は薮に没していた(写真)。ヤブの行く手には黒仁田峠があったので、以前は使われていた峠道なのかもしれないなぁ、などと考えながら再び名無村峠に戻る。
ここから黒仁田峠方面へは、コンクリートが切れて未舗装となった。
道はすぐに稜線へ登り、黒仁田峠到着。真新しい鳥獣保護区の赤い看板が立っている(写真)。この看板が立っているところから、鋭角に下っていく踏跡があった(写真)。来波へ下る径のようだ。思ったより踏まれているようで(写真)、迷うことはなかったが、最近伐採があったらしく植林帯に入ると旧道は伐ち枝で埋まっている箇所が多い。径を見失わないように、並行して斜面を下る。峠から10分くらい下ると林道に出たので、これを右に下る(左はすぐ行き止まり)。林道は旧道と交錯していて、一部旧道にも入ってみるが、荒れていて乗れる箇所はなかった。途中から旧道のトレースは諦め、林道を下ると、来波より少し下手の内久保に出た(写真)。途中、林道の分岐もあったので、下る道を間違えたのだろうか?
内久保から県道46号で轟まで下って、先週白倉神社経由で辿った道を逆に登り返し、小柏峠を目指す。白倉神社への道を分け、林道を詰めてみるが行き止まりで道はなく、斜面を適当に押し上げていると小柏峠への径に出た。入口が判らないのも悔しいので径を下ってみると、天狗山の肩(鞍部)の直下辺りに出た。径が判ったので、今下ってきた径を再び押し上げ、小柏峠を目指す(写真)。よく踏まれて気持ちの良い落ち葉の道を詰めると、分岐に気づかず842m標高点北東の鞍部まで登ってしまい、稜線づたいに自転車を押し担いでようやく小柏峠に到着(写真)。峠ではお地蔵さんが出迎えてくれた。
途中で径を見失い、稜線経由で峠へ着いたのは悔しいので、峠から径をトレースしてみた。踏跡は薄くて斜面づたいの判りにくい径だった。旧道が判ったので、今来た径をまた小柏峠へ逆戻り。
峠南側のルートは鮮明で、峠の真南にある尾根の東側を一度巻いた後、伐採地帯を抜けて669m標高点のある尾根を下り始める(写真)。伐採地帯は倒した杉がそのまま放置されているので、担いで越すが、距離が短いので大したことはない。尾根を下り始めるとすぐに作業道、じきに林道になる(写真)。支線が多いが、一番濃い道を下って行くと上平集落に出た(写真)。たぶん途中分かれた林道のどれかを辿れば、小柏に下るのだろう。満開の桃の花に見とれる暇もなく、上平から車のデポ地に戻ったのが12:50。さて、今日はこれから高速をとばして帰り、子供の相手をしなくては・・・。
走行距離20.2km(日野7:20→名無村8:00→名無村峠8:25〜40→黒仁田峠8:50〜9:00→林道に出る9:10→内久保9:45〜50→轟10:00→白倉神社分岐10:55→842m標高点北東の鞍部11:50→小柏峠11:55〜12:20→林道になる12:35→上平12:45→日野12:50)
相棒MTB(26×1.9)