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2011年09月24日

取上峠

午後から用事があるので、阿武隈川サイクリングロード経由で取上峠を越えに行った。

11092401阿武隈川.JPG
サイクリングロードから見る阿武隈川も、まだ水位が高め(写真は須賀川に入った辺り)。

11092402阿武隈川サイクリングロード.JPG
雲水峰橋の少し手前では、地震の被害でサイクリングロードもブルーシートをかけられたまま。

11092403崖崩れ.JPG
取上峠の登りでは、台風の影響だろうか、土砂崩れ。今年は、本当に天災が多い。

11092404取上峠.JPG
自宅から90分で取上峠到着。R49へ下って東山の体育館へ。用事に何とか間に合った。

相棒;縦断号(650×35A)
走行距離64.3km
自宅8:30→R49金山橋8:45→雲水峰橋9:20〜25→取上峠10:00〜05→東山のピーク10:23→谷田川10:45〜55→東山の体育館11:20〜16:30→自宅17:05
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2011年08月14日

十部一峠、猿羽根峠、背あぶり峠

山形県の寒河江と大蔵村との境にあるR458の十部一峠は、以前から越えてみたかった峠だ。
これにR13旧道の猿羽根峠、県道29号の背あぶり峠を加えて周回した。

11081401柳ノ沢集落跡.JPG
道の駅河北に四輪を停め、R287を西へ。30分でR458に入り北上開始。写真は柳ノ沢集落跡。

11081402ひたすら登る.JPG
寒河江側は全舗装だったが、峠まで約20km、標高差700mを ひたすら登る。

11081403十部一峠.JPG
R458に入ってから2時間弱で峠に到着。良いペース!四輪もほとんど通らない静かな峠で小休止。

11081404月山の展望.JPG
大蔵側へ下り始めたが、勾配は緩い。月山の眺望の利くこの辺りが大師峠への分岐だろうか?

11081405未舗装区間.JPG
峠から2kmほど下った辺りで未舗装区間があった。でも3km程度で再び舗装に。

11081406大師峠.JPG
黒森山の北で小さく尾根を越す部分に(破線路大師峠の南東)、大師峠の標識が立っていた。

11081407標高700m付近.JPG
車道の大師峠を過ぎると、本格的な下りが始まる。快適、快適。時折、オートバイとすれ違う。

11081408標高400m付近.JPG
416m標高点の手前から4.5kmにわたり、断続的に未舗装路が続く。緩い登り区間もあった。

11081409まだまだ下る.JPG
谷底に肘折の集落が見えるようになると、肘折温泉の分岐も近い。陽も高くなってきた。

11081410日陰倉あたり.JPG
R458を進むと、牧場まで少し登って、再び長い下り。写真は日陰倉付近。熊高でR458を外れて県道330に入るまで峠から30km、すでにスタートから60kmを走っている。

11081411R13旧道入口.JPG
県道で舟形を目指し、R13旧道の猿羽根峠へ向かう。写真は旧道の入口。鳥居が建っている。

11081412猿羽根峠.JPG
ずいぶん暑くなっってきたが、登りは全舗装で1km足らず。5分で猿羽根峠頂上に着いてしまった。

11081413尾花沢側の下り.JPG
下りは未舗装車道。車両通行止めだったが、自転車では全く問題ないようだ(あくまで自己責任)。

11081414葛に埋もれた旧道.JPG
四輪が通っていないので、途中、葛の繁茂がすごい。乗って下れる程度だったが。

11081415毒沢口でR13に合流.JPG
毒沢口でR13に合流したが、あまりの暑さに屋根付き駐輪場兼バス停で小休止。
背あぶり峠へ向かう途中、尾花沢の入口でパンク。灼熱のアスファルト路でパンク修理。

11081416背あぶり峠登り.JPG
尾花沢から南下し、県道29号へ。いよいよ本日最後の背あぶり峠へ。気温34℃くらい。

11081417背あぶり峠.JPG
標高差100m余りで全舗装の峠を、超スローペースで登る。峠に着いた時は脱水寸前。

11081418村山への下り.JPG
村山への下りは全舗装なので快適だったが、道の駅まで灼熱の15kmは、体に応えた。
凄まじく日焼けしたため、山形から退散して、郡山へ戻ることにした。山形ツーリングは2日で終了。

走行距離117.0km
相棒;片倉シルクキャンピング(650×38B)
道の駅河北6:10→R458に入る6:40→柳ノ沢7:15→十部一峠8:20〜40→大師峠9:05→肘折温泉分岐9:50〜55→熊高10:20〜25→舟形10:50〜55→猿羽根峠11:00〜05→毒沢口11:20〜35→途中パンク修理10分→尾花沢12:15→背あぶり峠13:15→村山13:35〜40→道の駅河北14:20
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2011年05月09日

イチかバチかの豪士峠

豪士峠は、福島市と山形県高畠町との境にある1000m足らずの峠で、高畠側は登山道が整備されているが、福島側はヤブに阻まれて何度も撤退している。今回、山岳サイクリング研究会の某氏に同行して再挑戦。

11050901置賜駅.JPG
郡山6:10発、福島と米沢で乗換え、置賜駅を8:20スタート。同行の某氏とは峠入口で合流予定。

11050902豪士峠入口高畠側.JPG
上和田の集落を過ぎ、中の沢峠入口で某氏と合流。さらに5分ほど車道を進むと、豪士峠入口。

11050903最初の急坂_担ぎ上げ.JPG
峠径にはいると、いきなり急坂のつづら。標高差200mを担ぎ上げる(写真は某氏)。

11050904稜線に上がる.JPG
つづらの後は、しばらく稜線付近の緩い登り。たまに乗れる箇所もある。

11050905花.JPG
名前はわからないが、豪士峠の登山道でよく見かけた花(葉っぱはツワブキを小さくしたような感じ)。

11050906標高800m付近.JPG
峠径は、谷筋の斜面へ。再び自転車を担いで急坂を登る。

11050907水場の沢.JPG
残雪で覆われた水場の沢に到着。雪解けで水量が多いので、水はゴミやチリが多かった。

11050908豪士峠間近.JPG
水場の沢から100mくらい つづらを登る。次第に稜線が近付く。豪士峠まであと少し。

11050909豪士峠からの展望.JPG
11:30ようやく豪士峠に到着。あとから登って来る某氏の後に、米沢盆地の大パノラマが広がる。

11050910残雪の豪士峠.JPG
豪士峠頂上は、まだ雪原が広がっていた。稜線を北上する径の入口が判らず、しばらく迷った。

11050911稜線の径.JPG
ようやく径を見つけ、稜線を北上。中の沢峠へ続く稜線道は、整備されて一部乗車も可能。

11050912廃道突入.JPG
稜線道と分かれ、いよいよ豪士峠の下りへ。入口から凄まじいヤブ径(路面には踏跡がある)。

11050913残雪を歩く.JPG
しばらくヤブと戦うが、南東側斜面は残雪がヤブを押し倒している。峠径と並行して雪上を進む。

11050914しの字ヤブ.JPG
残雪が途絶えると、再び峠径へ戻ってヤブと戦う。それにしても凄まじい 「し」の字 ヤブ。
1002m標高点東の鞍部まで45分。凄まじい しの字 ヤブが多く、とにかく進めない。

11050915標高点1002m東の鞍部.JPG
某氏と相談し、14:00の時点で様子を見て引き返す事を決定。次第に残雪歩きが増え、ヤブ減少。

11050916標高点926m東の鞍部.JPG
途切れ途切れだが、雪の少ない部分では、峠径の踏み跡を辿れる箇所もあった。

11050917標高点865m付近.JPG
標高900mを切った付近で14:00を迎えた。某氏曰く「峠まで登って戻るのは難しいだろう」。

11050918標高800m付近.JPG
しばらく小休止の後、引き返さずに下れるだけ下って山中でビバークしようと決定。イチかバチかだ。再び峠径を下り始める。

11050919標高点711m付近.JPG
865m標高点14:30、標高711m標高点15:30、乗れる箇所はないが押し担ぎのペース上がる。

11050920大きな木が多い稜線.JPG
途切れ途切れだが、峠径も残っている。途中に巨木も多い。やはり昔、使われた峠径のためだろう。

11050921山崎パンの袋.JPG
標高700m付近で、山崎パンの空袋が落ちていた。日付は10.6.6。確かに去年、人が通った痕跡。

11050922枝尾根への分岐.JPG
16:05、ようやく603m標高点に到着。ここからは主稜線を外れて北へ下るが、目測だけで枝尾根を確認するのは難しいが、某氏の持つGPSで詳細な位置が把握できる。GPSって すげぇー!

11050923枝尾根で急降下.JPG
痩せた枝尾根を急勾配で下る。地形図には約100m下ると屈曲があるが、径は見当たらない。

11050924斜面へ、トラバース.JPG
次第にヤブ深くなり、沢までもうすぐのところで、ヤブが激化。しばらく休憩後、左斜面へトラバース。

11050925ついに沢が見えた.JPG
斜面下りの前方に峠径の痕跡発見。だが少し先は崖で径はない。左下に砂防ダムが見える。

11050926最後の難関.JPG
滑落は避けたいので、10mくらいの崖を、某氏のザイルで降りる。サイクルコンピュータ紛失!

11050927本当の最後の難関.JPG
崖下りの後は、最後の難関。雪解けで増水した沢を渡る。水は冷たく、脚を浸けるのは15秒が限度。

11050928ようやく車道に出た.JPG
沢を渡り、対岸の林道に登る(10mの崖と砂防ダムが見える)。山中でビバークしないですんだ!!

11050929ついにR399に合流.JPG
亀石を経由して、R399に到着。ようやく舗装の下り!R399は通行止期間なので、対向車は無い。

11050930飯坂温泉駅.JPG
途中、工事区間があり大きく迂回させられたが、19:30福島交通の飯坂温泉駅に到着。5分輪行で、
19:41の福島行きに飛び乗った。山道部分だけで、登り2時間+下り5時間半。難しい大きな峠を越えて、今日は大満足!

走行距離40kmくらい
相棒;MTB(26×1.9)
置賜駅8:20→豪士峠登山口9:10→つづらから稜線へ9:40〜50→水場の沢11:00〜10→豪士峠11:30〜12:00→1002m標高点東の鞍部12:45〜50→標高880mの鞍部14:00〜15→865m標高点14:25〜30→711m標高点15:25〜30→603m標高点(北の枝尾根へ)16:05〜15→斜面トラバース開始16:45→沢沿いに降りた17:10→対岸の林道へ17:25〜35→R399に出た17:53→茂庭18:20〜35→飯坂のコンビニ19:13〜23→飯坂温泉駅19:30
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2010年10月11日

笹谷峠と二口峠

早朝、高速を使って四輪で宮城県の川崎町へ。宮城-山形県境のら笹谷峠二口峠を周回し、
ついでに秋保温泉の枇杷原から、R286の碁石に抜ける実線の隧道へ入ってみた。

10101101.JPG
釜房ダム近くの「みちのく公園休憩所」に四輪を停め、スタート。R286途中の松並木が良い雰囲気。

10101102.JPG
約1hr登って、笹谷集落を過ぎて高速と並走後、高速はトンネルへ。R286は本格的な登りになる。

10101103.JPG
笹谷集落からさらに1hr、笹谷峠に到着。旧道も残っているようなので、次回は是非MTBで越えたい。

10101104.JPG
山形側の下りは、まさしく羊腸の道。何往復ものつづらで関沢まで下って行く。

10101105.JPG
滑川から広域農道のべにばなトンネルで上東山に抜け、さらに高沢馬形林道のピークを越える。

10101106.JPG
ようやく二口峠への道へ入る。山形側は舗装路だが、勾配はきつめ。峠まで標高差400mある。

10101107.JPG
標高800mくらいまで登ると展望が開けて、遠くに山形盆地が見えるようになる。山歩きの方に会う。

10101108.JPG
山形側の登り始めから約1hr、自己責任で宮城県に入る。ゲートの下は自転車が通せる幅。

10101109.JPG
宮城県側に入っても、しばらくはあまり下らず、少し荒れ気味の未舗装車道が続く。

10101110.JPG
県境ゲートから約1km、二口峠へ到着。旧道は山形側から谷沿いに、ここに登ってくるようだ。

10101111.JPG
しばらく未舗装車道を下ると、行く手に岩壁が・・・。すごい迫力。県境ゲートから7km弱で舗装に
なり、磐司の橋手前の湧水でラーメンを作って食べた。今日初めての休憩らしい休憩。

10101112.JPG
そのまま県道62号で秋保温泉へ。枇杷原で名取川の対岸へ渡って、通行止標識のある道へ入る。

10101113.JPG
森の薄暗い道を登ると、2kmくらいで191.4m三角点の真下にある隧道へ。隧道から沢まで下った
あたりで舗装が切れる。

10101114.JPG
舗装が切れ、すぐの分岐を直進し、沢沿いを離れて登ると、第2の隧道に到着。薄暗くなってきた。

10101115.JPG
第2の隧道から約0.7kmで、未舗装車道は細いヤブ径に変わった。ヤバイ 日没まで時間がない。

10101116.JPG
運良くヤブ径は0.3kmほどで、碁石集落の外れに出ると未舗装車道が続いている。R286へ出て
四輪を回収し、本日は終了。それにしても、枇杷原から碁石のルートは何の道なのだろう?

相棒;片倉シルクキャンピング(650×38B)  走行距離100.2km
釜房湖畔9:00→笹谷10:05→笹谷峠11:00〜10→滑川11:30→高沢12:15→林道ピーク12:45→二口林道へ入る13:10→県境のゲート14:15〜20→湧き水(磐司の橋)14:50〜15:15→秋保16:00→枇杷原16:15〜20→碁石17:00→釜房湖畔17:15
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2010年06月12日

豪士峠敗退(豪士山からひかば越えへ)

豪士峠は、福島市と山形県高畠町の境にある峠で、過去に何度か敗退している。10年ほど前に登った時には、稜線から福島側への下り口すら見つけられなかった。今回、山形側から再度アタックしてみた。

郡山から四輪で米沢へ向かう。R13から ぶどうまつたけラインに入り、高畠町の上和田へ。集落を過ぎて舗装が切れるあたりに四輪を停車し、未舗装の林道を登り始めた。
砂防ダムを過ぎ、左に林道高房線を分けてすぐに、同じく左へ中ノ沢峠への道が分岐する。少し進むと、キャンプ場(跡?)に豪士山付近の案内板が立っている。豪士峠の他に、北にある中ノ沢峠は知っていたが、南に「ひかば越え」という峠があるらしい。案内板からさらに0.7kmほど進むと、左に豪士山登山口の標識があった。
10061201中ノ沢峠分岐10061202周辺概要10061203豪士峠登山口

標識にしたがって、登山道へ入る。小さな沢を渡ると、すぐに急坂のつづら。汗が噴き出してきた。20分ほどで急坂を登り切って稜線がちらりと見えると、勾配が緩くなって、新緑とヤマツツジの中、気持ちよく自転車を押し上げる。
10061204急坂のつづら10061205稜線の緩坂

たまに乗れる箇所もあり、長いところでは350mくらい乗ることができた。しばらくすると、峠径は沢まで下った。「豪士 水止まり」の標柱が立っている。最後の水場の意味だろうか?
豪士水止まりからは、再び斜面をつづらで登り豪士峠へ到着。高畠方面の展望が開け、素晴らしい眺め。
10061206乗れる箇所もあった10061207峠からの眺望

峠の少し奥まったところが、中ノ沢峠と豪士山との分岐になっていて、豪士峠の標柱が立っている。左へ折れて中ノ沢峠方面へ進む。距離と方向を確かめながら進むと、ヤブの中に踏跡が続いているのを見つけた。10年前には見つけられなかった豪士峠の福島側の径のようだ。しかし凄まじいヤブ。空荷で踏み込んでみたが、笹や木の枝が行く手を阻み、自転車どころではないようだ。あっさり退散して、いったん豪士峠へ戻った。
10061208豪士峠の標柱10061209福島側のヤブ径

このまま豪士峠を下っても楽しそうだが、せっかくなので豪士山へ登ってみようと、分岐を右へ。しばらくは緩い登りで、自転車を押したり乗ったり。最後に急坂を押し上げると、あっさり豪士山へ到着。ここで、少し早い昼食休憩。
10061210豪士山への径10061211豪士山

豪士山からは、登り口で気になったひかば越えへ行ってみることにした。高畠側の中ノ沢峠への登り、豪士峠への登りと、中ノ沢峠からひかば越えまでの稜線道は、かなり整備されているようだ。
10061212豪士山からの展望

豪士山からひかば越えまでは、前半は急勾配のアップダウンでつらかったが、後半はなだらかな山径で、高乗車率。豪士山から20分でひかば越えに到着。
ひかば峠は稜線上の広場になっていて良い雰囲気。もしやと思って、福島側の峠径を探してみたが見当たらなかった。
10061213ひかば越えへ10061214ひかば越え

高畠側への径を辿るが、急斜面を小刻みなつづらでどんどん下っていく。10分くらいで沢まで下るが、沢沿いの径は細く、ロープが渡してあったり崩れていたり。豪士峠や中ノ沢峠に比べ、かなり厳しい径。
10061215急斜面をつづらで下る10061216沢沿いを下る

駒ケ岳からのルートと合流するが、自転車を押し担いで下った。乗れるようになったのは、林道に出る直前の1km足らず。約1時間をかけてようやく林道に出た。林道を下ると、本沢沿いの林道と合流し、さらに0.7kmほど下って豪士峠の入口へ戻ってきた。
中ノ沢峠への分岐を過ぎ、今朝登ってきた林道を下って四輪を回収。25℃近い気温と強い日差しの中、戦力は喪失。帰路に就いた。
10061217沢沿いの径10061218ようやく林道に出た



上和田9:10→豪士峠登山口9:20→急坂を登り切る9:40→豪士 水止まり10:30→豪士峠10:45〜50→福島側の径探索→豪士峠11:05→豪士山11:15〜40→ひかば越え12:00〜05→駒ケ岳ルートと合流12:30〜35→林道に出た13:00→上和田13:15
走行距離;11.4km
相棒;MTB(26×1.9)
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2010年05月04日

石峠・鬼形峠・太田峠周回

牡鹿半島を南下し、南端に近い小沢という集落に四輪を停め、石峠、鬼形峠、太田峠を周回した。

10050401石峠登り口.JPG
小沢から県道2号線を登れば石峠だが、並行している細い舗装路を辿ってみた。入口には車止めがあって、歩行者・自転車専用のようだ。

10050402石峠の旧車道.JPG
急坂だが全舗装なので、乗って登れた。県道との合流の手前に52.4m標高点があったので、やはりこの細道が旧道のようだ。

10050403県道と合流.JPG
県道2号に合流すると石峠。鮎川浜への下りも県道と並行した道がある。

10050404鮎川浜への石峠下り.JPG
車道でも旧道へ入れたが、せっかくなので階段を押して下る。すぐにアスファルト舗装路になり鮎川浜へ。

10050405鬼形峠への旧道か?.JPG
鮎川浜からは、新山浜へ抜ける味気ない二車線舗装路を登る。途中、小さなダム湖があり、対岸をヤブ径が続いているように見えた。旧道だろうか?

10050406鬼形峠.JPG
鮎川浜から15分でコバルトラインの高架下に到着。「みやぎの峠」によればこのピークを鬼形峠と呼ぶようだ。

10050407砂防ダムへ.JPG
太田峠へは直近の谷までコバルトラインを走ったほうが早いが、地形図に描かれている新山浜側の破線路を辿ってみた。舗装路を少し下って、砂防ダムの脇から破線路(?)へ侵入。

10050408伐採地を押し上げる.JPG
沢沿いの斜面は最近伐採したようで、いたるところ木の枝が散乱している。歩けるには歩けたが、破線路を辿るどころではなかった。

10050409コバルトラインが見えた.JPG
のんびり登って20分、ようやくコバルトラインのガードレールが見えてきた。

10050410太田峠へ.JPG
コバルトラインを横切り、太田峠へ。といっても山は大荒れで、倒木で埋まった谷に沿って自転車を担ぎ上げる。

10050411峠径へ.JPG
右上の斜面に段があったようなので、押し上げてみると、太田峠の径のようだ。ようやくルートを見つけた。

10050412太田峠.JPG
自転車を押して進むと、稜線の太田峠へ到着。「みやぎの峠」にあるように、稜線に作業道が通っている。あまり「ぱっ」としない峠だった。

10050413薄い踏み跡.JPG
十八成浜への下りは踏跡がとても薄く、うっかりすると見失いそうなくらいだった。

10050414荒れた峠径.JPG
倒木や木の枝も多く、ほとんど乗れずに自転車を押して下る。

10050415少し径が濃くなった.JPG
径が稜線を右に巻くあたりは、少し径が濃くなって乗れた箇所もあったが、すぐにまた細い径になってしまった。

10050416伐採地帯に出た.JPG
谷に入ると、伐採された枝葉を踏みながら自転車を担ぎ下ろす。

10050417伐採作業道へ.JPG
伐採作業道へ出るが、荒れていてあまり乗れない。渡渉も一度あった。

10050418作業道を下る.JPG
下るにつれて、作業道はしっかりしてきて、ようやく乗れるようになった。

10050419未舗装車道と合流.JPG
別の未舗装車道と合流。このまま2kmほど下って、淀川橋のたもとで県道2号に合流し、四輪を回収し、今回の牡鹿半島のツーリングを終えた。

小沢9:00→石峠9:10〜15→鮎川浜9:20〜25→鬼形峠9:40〜45→砂防ダム9:50〜55→コバルトライン交差10:15→太田峠10:30〜40→渡渉11:00→小沢11:35
走行距離11.3km
相棒;MTB(26×1.9)


10050420もう一つの石峠?.JPG
ところで、県道2号の十八成浜と給分浜との間のピークに、石峠の案内標があった。こっちも石峠なのだろうか?
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名不知峠を越える

早朝に、女川市街から四輪で移動して高白浜へ。名不知峠の径を辿ってみた。「みやぎの峠」にあるように、高白浜橋より少し東のカーブミラー脇の作業道へ入り、自転車を押して植林帯を抜ける。
名不知峠入口植林帯を抜ける

作業道はガレガレの急勾配になり、自転車を押すのも一苦労。左手に給水施設跡のようなコンクリートの構築物があり、これを巻くように枝沢の奥へ踏跡が延びていた。
河原のようなガレ道給水設備?

ヤブの踏跡が枝沢の谷を巻くと、下から深く掘れたヤブ径が上ってきて合流した。これが峠径のようだ。峠径に合流して名不知峠を目指す。途中、倒木がいくつも行く手を塞ぐ。
峠径に出た倒木が行く手を阻む

峠径はすぐに視界が開け、ブルドーザー道に出た。周囲は伐採されて荒れた風景が広がる。ブル道を辿って稜線に登ると、筆界基準の標が倒れていた。稜線を越えてヤブ径が続いている。ここが名不知峠のようだ。
伐採地に出た筆界基準の標

峠を越えずに稜線を辿ってみた。0.2kmくらい東に電灯線が越えている鞍部があり、高白浜から綺麗な巡視路が登ってきていた。地形図の157m標高点西の鞍部にあたるらしい。名不知峠は、鞍部より少し西にあるようだ。あたりはすっかり伐採されて、何本もブル道が通っている。
電灯線と巡視路名不知峠からの展望

再び名不知峠へ戻って、ヤブ径で峠を越えた。峠径は付近の送電線とは別方向に下っている。笹ヤブの中、2〜3本の径が交錯しているが、少し下ると合流するようだ。峠直下には掘れたような跡があったが、茶屋か民家の跡だろうか?
名不知峠峠直下の掘れた跡

峠径は谷に下ると、給水設備のフェンスの脇に出た。水路を渡って作業道を下ると、林道に合流。
給水設備の横に出た林道に合流

林道で急坂を登るが、そのまま進むとすぐに林道は終点。作業道が続いているが横浦方面へは行かず、辿ってみると峠道ではなさそうだった。林道終点に戻って、南に急坂、というよりもガケがあり、5mほど下に林道があるのを見つけた。
林道終点がけを下った辺り

崖を滑り降りて林道に出ると、すぐ近くに笹ヤブの峠径らしい廃道が下ってきているのを見つけた。ここから横浦までは、この林道が峠道になっていたようだ。少し下ると神社があり、岩に不動明王が彫られている。神社からは舗装路になり、すぐに横浦に出た。横浦からは県道を北上して高白浜へ戻った。
岩に掘られた不動明王横浦集落に出た

高白浜6:15→給水施設(?)6:30→名不知峠6:45〜7:00→林道へ合流7:15→林道終点7:20〜35→不動明王の神社7:40〜44→横浦7:45→高白浜8:00
走行距離7.0km
相棒;MTB(26×1.9)
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2010年05月03日

風越峠を辿ってみた

昨夜のうちに四輪で女川まで移動した車中泊。今日は牡鹿半島の峠を越えてみようと、針浜から大浜へ。県道2号近くに四輪を停め、風越峠を目指す。県道2号に入ると、すぐに分岐があり旧車道へ。桜の咲く中、全舗装の旧車道でのんびりと風越峠を目指す。15分足らずで風越峠へ到着。
風越峠の旧国道風越峠

峠からは旧道が分岐しているので入ってみると、幅2mくらいの径がまっすぐに延びている。路面の状態も良いので、乗って下れる。左に一度巻くと、視界が開けて丘陵地に出た。
風越峠旧道視界が開け海が広がる

径は不明瞭になるが、杉の木の根元にある供養塔の石碑の脇を通って下ると、舗装路に突き当たった。
供養塔の石碑舗装路に出た

県道2号に出て、再び旧車道で風越峠へ登り、大浜方面への旧道を探ることにした。
再び旧国道へ再び風越峠

峠から少し北の谷底に踏跡が見えたので、強引に斜面を下りようとすると、たまたま居た地元の方に止められた。谷底の径は、切り出しの時に作ったもので、旧道ではないとのこと。旧道はどのあたりを通っていたかを尋ねたが、「行ったことがないので知らない」とのことだった。あまり もめたくないので、今回はあきらめて旧車道で下った。

県道2号8:05→風越峠8:20〜30→舗装路8:40→風越峠9:05〜15→県道2号9:20
走行距離9.1km
相棒;MTB(26×1.9)
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大越峠を辿れたのだろうか?

四輪で移動して桃浦の少し南側に停車、大越峠と県道を周回することにした。桃浦の外れにある荻浜小学校南側の作業道を登って行くと、丸太を組んだ橋が渡してあった。これが大越峠の登り口だろうと、自転車を押して進む。
荻浜小学校横の作業道丸太の橋を渡る

やや幅広だった作業道も進むほどに狭くなり、ついには消滅。稜線はすぐだったので登ってみたが、峠らしいものは何もなかった。自転車を押し担いで、強引に谷沿いに下り、県道2号に出た。
植林帯を行く稜線に登るが・・・

侍浜側から越えてみようと、県道2号を南下、県道2号を挟んで侍浜集落と反対側の山手へ道が延びていた。舗装はすぐに切れるが、未舗装の車道が谷筋を急勾配で登っている。比較的新しい伐採林道のようだ。0.7kmほどで林道は終点。
侍浜侍浜から作業道へ

林道終点から左手の尾根へ径が登っているが、大越峠にしては方向が違う。林道の延長線上にも薄く踏んだ跡があるようなので入ってみると、良く踏まれた山径が続いている。自転車を押し上げること5分足らずで稜線に到着。方向や距離から推定して大越峠のようだ。
踏跡へ入る大越峠だろうか?

稜線から北へは伐採のため、ブルドーザーで引っかいた溝(?)が間伐した枝葉で埋まり、急斜面を一直線に下っている。その脇に踏跡があったので下ってみると、急傾斜ながら乗れる。
桃浦側の伐採道旧道のようだ

そのまま下ると、踏跡が明瞭になってきた。植林帯の中で径はヤブに没するが、すぐに沢を渡りガレた作業道に出た。少し下ると、さっき渡った丸太の橋が分岐している。そのまま下って荻浜小学校南側に出た。距離や方角から大越峠の径を辿ったように思えるが、確証はない。
植林帯へ入る桃浦への荒れた下り

桃浦9:50→丸太の橋10:03→稜線10:25〜40→県道2号に出る10:55〜11:05→侍浜11:15→林道終点11:25→大越峠?11:30〜40→作業道11:50→桃浦12:00
走行距離6.5km
相棒;MTB(26×1.9)
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倒木だらけの小積峠

四輪で移動して小積浜に駐車し、小積峠の径を辿ってみた。県道を外れ細い舗装路で小積の集落を抜けると、最初のカーブにいかにも古い石碑が立っていて、沢沿いにきれいな径が延びている。
小積の集落外れ小積峠に到着

迷わず舗装路を外れ、沢沿いの径を進む。しばらく進むと、ポンプ小屋だろうか?給水施設のような小屋があり、ここを過ぎると荒れた径になり、しばらく進むと消滅した。ずいぶん雰囲気のある径だったが、小屋までの作業道だったのかもしれない。とりあえず、舗装路まで引き返した。
雰囲気の良い沢沿いの径荒れた沢沿いの径

舗装路は、谷を巻いて急勾配で登るが、引き返した径が分岐する次の左カーブで、作業道が分岐していた。今度こそ旧道だろうと踏み込むと、明るいきれいな径が続いていた。
旧道入口小積峠を目指す

径は稜線に向かって登っている。雰囲気やコースから考えても今度こそ旧道だろう。気持ち良く自転車を押していると、大きな木が折り重なって倒れ、径を塞いでいた。
稜線の旧道何度も倒木をこえる

その後も何度か倒木担ぎを強いられたが、小積峠に到着。峠には歴史の道の道標が建っていた。小網倉浜へは、しばらくは稜線沿いのなだらかな径が続くが、いたるところ木が倒れている。
小積峠に到着稜線沿いのなだらかな径

径は明瞭でしっかりしているが、あまりの倒木の多さに ほとんど乗れなかった。倒木担ぎの連続は30分くらい続き、小網倉浜の墓地の上手に出た。
行けども行けども倒木ようやく小網倉浜へ

小網倉浜の集落へ下ると、秋葉大権現の大きな石碑が立っていた。県道2号を横切り、小積トンネル(旧)に登ってみたが、フェンスで封鎖されて通行止めだった。結局引き返して、県道2号の現役のトンネルをくぐって小積浜へ戻った。
小網倉浜の秋葉大権現閉鎖された小積トンネル

小積浜12:45→ポンプ小屋(?)13:00→舗装路に戻る13:10→稜線に出る13:25→小積峠13:40〜45→小網倉浜(墓地)14:10→県道2号14:15〜20→旧トンネル14:35→県道2号14:40→小積トンネル14:45→
小積浜14:50
走行距離12.56km
相棒;MTB(26×1.9)
posted by たおたわ at 11:11| Comment(0) | TrackBack(0) | みちのく | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする