「夏虫のお湯っこ」からR45へ下った後、さっき越えた大峠の下を新三陸トンネルで抜け、大船渡の陸前赤崎の駅近くに四輪を停めた。手早く輪行してタイミング良く釜石行の列車へ乗り込んだ(写真)。綾里峠の下を列車で抜けて綾里駅へ。
再び自転車を組んで、綾里駅を13:35にスタート。綾里ダムの表示にしたがい、綾里川に沿って遡る。三陸鉄道の高架を2回くぐって0.2kmくらいにあるコンクリート橋が旧道の入口(写真)。すぐに舗装が切れて急登し、橋から約0.3kmでピーク。ここから右手鋭角に旧道が登っているので押し上げる(写真)。少し倒木が多いが、15分ほど斜面をジグザグに押し上げると(写真)林道に出た。
旧道は林道と交差して続いていたが(写真)、しばらく先で途切れていたので林道へ戻る。林道を少し進むと旧綾里街道の道標があり、林道左手を旧道が延びている(写真)。
旧道に入るときれいな径が続く(写真)。しばらく自転車を押していると分岐があり左へ進む。径は峠に向かって稜線の左側を登っているが、地形図では破線路が稜線の右側を通っている。稜線を越えてみると右側にも径があるが、倒木が多くずいぶんと荒れていたので戻って稜線左側の径を登る。しばらく登ると、稜線付近で稜線右側の径と合流する。合流点には小さな石の碑があり(写真)何か刻まれているようだが、よく読めなかった。
さらに登ると分岐があり、左は「東北電力 綾里反射板」の標識があるので、右の径へ(写真)。登ってきた稜線左側の径が、反射板保守用に整備されたため、地形図にある稜線右側の旧峠径が荒れてしまったのだろうか?
分岐からも良い径が続き(写真)、20分くらいで綾里峠に到着(写真)。
峠で一服後、大船渡側へ下る。峠直下はきれいな径を乗って下るが、しばらく進むと斜面で径が薄くなっている部分があり(写真)、ここだけは少し押して進んだ。その後は、きれいな径(写真)を赤崎まで乗って下れた。
途中、峠から10分くらいの所に反射板があり、さらに5分くらい下ると林道と交差する(写真)。林道交差後、径は少し細くなって(写真)稜線を外れると植林帯へ入る(写真)。
少し掘れた径を下っていると、鹿除けネットをくぐって、56.2m三角点の南の谷に出た。2004年に赤崎から登った時には、56.2m三角点東の大洞貝塚辺りから登ったはずだが、ルートが何本かあるのかもしれない。
走行距離9.0km(綾里駅13:35→コンクリート橋13:45→林道14:00〜15→反射板分岐14:40→綾里峠15:00〜15→反射板横15:25→林道交差15:35→県道9号15:50→陸前赤崎駅15:55 )
相棒;MTB(26×1.9)