4時前起床で朝飯を作り、5:00スタート。昨日下ったR361を少し戻り、中之宿トンネル脇の旧車道を辿ったりして中之宿へ。ここから鳥屋峠へ登り始める。急登が続くかと思われたが、1kmも登らないうちに、ピーク(写真)。石仏も祀られていて、その後道は下り始めた。地図をよく見ると、中之宿から猪之鼻という集落の間で、小さな峠を越えている。猪之鼻の集落に入ってからも別の道に入り込み、引き返す。今日はツいてない。鳥屋峠の道は全舗装で、勾配もきつかった。しかも霧が立ち込めていて展望もきかず(写真)、写真を撮ってすぐに下った。
桑之島で県道435号に出ると、山は霧がかかっているものの快晴。このまま高山に下るのはもったいないので、濁河峠を目指して435号を南下することにした。岳見峠への分岐を過ぎるとかなり勾配がきつくなった。435号は柳蘭峠を経由して濁河峠へ向かっているが、地図には途中、柳蘭峠を通らずに胡桃大滝付近を経由する車道が描かれている。鎖が掛かっていたが(写真)、自己責任でちょっと入ってみることにした(ゴメンナサイ)。
最初から急勾配の未舗装車道を登って行くと、1kmも進まないうちに崖崩れで道が一部分落ちている(写真)。四輪では通れないだろうが、自転車なら特に問題なく通過。その後、やや草が茂り路面も荒れた急坂を登って行くが、約6kmで再び435号に出ると(途中 御岳も見えた)、濁河峠までは5分とかからなかった(写真)。
温泉への道を分岐し、森の中を濁河川の深い谷沿いに下る。途中 岳見峠を越え、435号に戻って高山を目指すことにした。岳見峠への標高差は100mもないようで、15分で到着(写真)。本当に何にもない峠なのですぐに下り始めたが、腹が減ったので途中で食事休憩。腹もいっぱいになったので、再び435号を下ってR361を高山へ向けて走る。
R361は高山への途中、美女峠を越えているが、この美女峠にも「うば坂」という旧道があるようなので入ってみた(写真)。旧道は遊歩道として整備されているようだった。さすがに夏なので草の茂った箇所もあるが(写真)、遊歩道を30分ほど押し上げると(写真)美女ヶ池近くのR361に出た。
そのまま0.4kmほどR361を登ると、左側に「旧江戸街道入口」の石柱が立っていたので、再びR361を離れ旧道へ(写真)。急勾配の登りは1kmもたたず舗装も切れた(写真)。途中、神力不動さん(写真)にお参りして15分ほど休憩。神力不動堂から約0.2kmで美女峠らしい切通しに到着(写真)。東側の展望が開け、道は緩く下って左に林道を分岐して直進 (実は、この辺りに峠の観音様があるらしいが見落とした)。分岐からはガレガレの急坂を984.9mの三角点まで押し上げ、本格的に下り始めると、放牧場のへりを通って幕の松へ到着。
幕の松は接待所跡がある他、WCと東屋があり良い休憩所だ。幕の松より先は車止めがあり(写真)、四輪進入禁止。旧道も山径となった(写真)。旧道は、ガレた部分や階段が増えて(写真)キャンピングを押して下るが、1.5km弱で林道になり、すぐに舗装路に変わって山口町の外れに出た(写真)。
そのまま下って高山市街へ入り、水分補給。高山からは県道471号の寿美峠を越え(写真)、古川で少し買出しをした後、坂の上にある「ぬく森の湯すぱーふる」という温泉に入った。さらに県道479号を登って、道の駅飛騨古川いぶしでテント泊(湧き水は美味しかったが、ブヨが多くかなり刺された)。
走行距離109.1km(道の駅たかね工房5:00→猪之鼻5:30〜40→鳥屋峠6:15→桑之島6:35→林道入口8:00→県道435号に合流9:15→濁河峠9:20〜30→岳見峠10:10→食事休憩10:15〜10:55→R361に11:35→うば坂入口12:10→美女ヶ池12:40→神力不動堂13:00〜15→美女峠13:17→三角点13:30→1幕の松3:45〜14:00→高山14:20〜40→寿美峠15:15→古川15:40〜16:20→すぱーふる17:00〜30→道の駅古川いぶし18:10)
相棒;片倉シルクキャンピング(650×35B)