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2007年08月12日

夏の信州ツーリング その2(高根→古川)

信州ツーリング2日目はだが、特にあてはない。野宿した道の駅たかね工房の近くにある鳥屋峠を越えて高山方面を目指すことにした。
4時前起床で朝飯を作り、5:00スタート。昨日下ったR361を少し戻り、中之宿トンネル脇の旧車道を辿ったりして中之宿へ。ここから鳥屋峠へ登り始める。急登が続くかと思われたが、1kmも登らないうちに、ピーク(写真)。石仏も祀られていて、その後道は下り始めた。中之宿から猪之鼻への峠鳥屋峠地図をよく見ると、中之宿から猪之鼻という集落の間で、小さな峠を越えている。猪之鼻の集落に入ってからも別の道に入り込み、引き返す。今日はツいてない。鳥屋峠の道は全舗装で、勾配もきつかった。しかも霧が立ち込めていて展望もきかず(写真)、写真を撮ってすぐに下った。
桑之島で県道435号に出ると、山は霧がかかっているものの快晴。このまま高山に下るのはもったいないので、濁河峠を目指して435号を南下することにした。岳見峠への分岐を過ぎるとかなり勾配がきつくなった。435号は柳蘭峠を経由して濁河峠へ向かっているが、地図には途中、柳蘭峠を通らずに胡桃大滝付近を経由する車道が描かれている。鎖が掛かっていたが(写真)、自己責任でちょっと入ってみることにした(ゴメンナサイ)。
最初から急勾配の未舗装車道を登って行くと、1kmも進まないうちに崖崩れで道が一部分落ちている(写真)。四輪では通れないだろうが、自転車なら特に問題なく通過。その後、やや草が茂り路面も荒れた急坂を登って行くが、約6kmで再び435号に出ると(途中 御岳も見えた)、濁河峠までは5分とかからなかった(写真)。
鎖が崖崩れ濁河峠
温泉への道を分岐し、森の中を濁河川の深い谷沿いに下る。岳見峠途中 岳見峠を越え、435号に戻って高山を目指すことにした。岳見峠への標高差は100mもないようで、15分で到着(写真)。本当に何にもない峠なのですぐに下り始めたが、腹が減ったので途中で食事休憩。腹もいっぱいになったので、再び435号を下ってR361を高山へ向けて走る。
R361は高山への途中、美女峠を越えているが、この美女峠にも「うば坂」という旧道があるようなので入ってみた(写真)。旧道は遊歩道として整備されているようだった。さすがに夏なので草の茂った箇所もあるが(写真)、遊歩道を30分ほど押し上げると(写真)美女ヶ池近くのR361に出た。うば坂入口草の径遊歩道
そのまま0.4kmほどR361を登ると、左側に「旧江戸街道入口」の石柱が立っていたので、再びR361を離れ旧道へ(写真)。急勾配の登りは1kmもたたず舗装も切れた(写真)。途中、神力不動さん(写真)にお参りして15分ほど休憩。神力不動堂から約0.2kmで美女峠らしい切通しに到着(写真)。東側の展望が開け、道は緩く下って左に林道を分岐して直進 (実は、この辺りに峠の観音様があるらしいが見落とした)。分岐からはガレガレの急坂を984.9mの三角点まで押し上げ、本格的に下り始めると、放牧場のへりを通って幕の松へ到着。
旧江戸街道入口旧道の未舗装路神力不動堂旧美女峠切通し
幕の松は接待所跡がある他、WCと東屋があり良い休憩所だ。幕の松より先は車止めがあり(写真)、四輪進入禁止。旧道も山径となった(写真)。旧道は、ガレた部分や階段が増えて(写真)キャンピングを押して下るが、1.5km弱で林道になり、すぐに舗装路に変わって山口町の外れに出た(写真)。
四輪進入禁止旧道を下る階段部分山口町の外れに出た
そのまま下って高山市街へ入り、水分補給。高山からは県道471号の寿美峠を越え(写真)、寿美峠古川で少し買出しをした後、坂の上にある「ぬく森の湯すぱーふる」という温泉に入った。さらに県道479号を登って、道の駅飛騨古川いぶしでテント泊(湧き水は美味しかったが、ブヨが多くかなり刺された)。

走行距離109.1km(道の駅たかね工房5:00→猪之鼻5:30〜40→鳥屋峠6:15→桑之島6:35→林道入口8:00→県道435号に合流9:15→濁河峠9:20〜30→岳見峠10:10→食事休憩10:15〜10:55→R361に11:35→うば坂入口12:10→美女ヶ池12:40→神力不動堂13:00〜15→美女峠13:17→三角点13:30→1幕の松3:45〜14:00→高山14:20〜40→寿美峠15:15→古川15:40〜16:20→すぱーふる17:00〜30→道の駅古川いぶし18:10)
相棒;片倉シルクキャンピング(650×35B)
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2007年08月11日

夏の信州ツーリング その1(塩尻→高根)

今年の盆休みは、信州ツーリング。8/10発のムーンライト信州81号に乗り、塩尻駅下車。辺りはまだ暗い。自転車を組み立てて5:00スタート。
林道で鉢盛山の東の肩を越えるため、県道292号を西へ。洗馬で奈良井川の河岸段丘を越え、小曽部坂という坂を越える(写真)。小曽部坂朝日村に入り、鎖川沿いをゆっくりと遡る。御馬越の集落から鉢盛山の標識にしたがって右手に入って行く。が、すぐに入山禁止の看板とゲートが・・・。「せっかくここまで来たのに無念!!!」と悔しがっているとあら不思議!自転車もろとも身体が空中高く舞い上がった!!そのまま念じていると、浮いた身体は自転車ごと林道に沿って進んで行く!以後は、少し高いところから見下ろした概要だが、
沢沿いを緩く登って行く林道は、九一沢橋という橋を過ぎた辺りで土砂崩れがあり、少し土砂で埋まっているようだ。1482m標高点からつづらで一気に高度を上げるが、路面には多少草が生え、大きなひび割れがあった。ここでいったん地上に降りて写真撮影(写真)。精神集中も楽じゃない。再び空中へ、林道に沿って浮遊する。つづらは登るほどに道が良くなるが、落石も目立った。自転車で乗れそうな道を見下ろしながらピーク目指して進むと、鉢盛山登山口を過ぎた辺りで倒木があり、道には草が茂りブッシュが深くなった(写真)。ここで精神集中も限界に達し、着地。このあとは多少乗れたが、大部分はピークまで自転車を押して進んだ。15分ほどでようやく鉢盛峠(通称?)に到着(写真)。
荒れた路面ヤブと化した道鉢盛峠
ところが困ったことに峠にはゲートがあり「ツーリング サイクリング厳禁」の看板が草に埋もれて立っていた。地上に降りてしばらく経っているので、精神集中回復。再び空中へ。何とか浮遊しながら林道を辿る。1212mの標高点付近でゲートがあり藪原林道の標柱が立っていた。道も舗装になったのでゲートを過ぎた辺りで着地し、ようやく走り始める。奥木曽大橋を渡って味噌川ダム園地で5分ほど休憩。限界を越えて空中を浮遊したため、月夜沢峠をあきらめ、全舗装の境峠,野麦峠を越えて高山方面を目指すことにした。
県道26号で境峠へ。以前、越えたことはあるが、これといって何もない峠だった。標高1300m付近から別荘地街を抜けるあたりは思ったより急坂、ちょっと苦戦。別荘地街を抜けると、古いバス停が立っていた(写真)。境峠と書いてあるが、以前はここが境峠のバス停だったのだろうか?さらに1.5kmほど登ると境峠に到着。やっぱり何もないのですぐに下り、寄合渡で10分ほど休憩後、県道39号に入って野麦峠を目指す(写真)。野麦峠を越えるたびに(今回6回目)よく利用していた寄合渡のAコープが閉店しうていた、ちょっとショック!
古いバス停境峠野麦峠を目指す
寄合渡から野麦峠旧道分岐まで8kmで標高差300mを1時間で登る。5分ほど休んで、一気に峠へ。今回はキャンピング装備なので車道で登った。峠までの最後の1kmはほとんど登らず楽勝!13:25野麦峠に到着。ここで昼食(ラーメン)と昼寝を含む休憩。14:30下り始める。深い谷を見下ろしながら高山へ向けて下る(写真)。途中、寺坂峠を越え、R361を右折する頃には空模様が怪しくなり始めた。急いで塩沢温泉の立ち寄り湯で汗を流し、再び下り始めたが、途中 雷雨となったので道の駅たかね工房で野宿することにした。
野麦峠高山へ向けて寺坂峠
走行距離107.5km(塩尻駅5:00→小曽部坂5:25→御馬越6:00→鉢盛峠8:30〜40→味噌川ダム10:05〜10→境峠11:20→寄合渡11:30〜40→旧道分岐12:35〜40→野麦峠13:25〜14:30→寺坂峠15:20→塩沢温泉15:50〜16:15→道の駅16:35) ※途中の浮遊区間の距離は推定値。
相棒;片倉シルクキャンピング(650×35B)
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2007年08月05日

切明から

新潟の某ツーリングクラブの方々とのクラブラン。昨日 酒を呑み過ぎたわけではないが、腹の調子が悪い。といっても、少し張りがある程度で大したことはない。9:00切明をスタート(写真)。
クラブランなので自分でコース確認を行わず、どこをどう走っているのかよく判らなかったが、R405に入る手前あたりで ようやく魚野側の右岸を走っているのに気づいた。ちょうど栄村で自転車のイベントが開催されていて、レーサージャージのお兄さんたちが猛スピード駆け抜けていった。自分は、昨日採ったミヤマクワガタ君が気になって、のんびりと下る(写真)。11:30、津南でR117に入るころには猛烈な暑さ。さらにR117を18kmほど走って十日町駅に到着。この暑さの中、ダートの峠でも越えようものなら、自分もクワガタ君も大きなダメージになる。
ということで、ここで自転車をたたみ、クラブの皆様とお別れして北越急行で六日町へ(写真)。さらに越後湯沢からは新幹線で早々に帰京。いつもよりぜいたくな旅だった。
切明を出発R405を下る北越急行

走行距離50.7km(切明9:00→県境10:05→津南11:30→十日町12:15)
相棒;縦断号(650×35A)
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2007年08月04日

関田峠+奥志賀林道

明日は、新潟の某ツーリングクラブの方々とクラブラン。8/3の午後有給休暇をとり、妙高まで18きっぷで輪行。南越谷から武蔵野線、中央本線、篠ノ井線、信越本線と乗り継いで、春日部から9時間近くかかって23:26北新井駅で下車。駅は無人だったが、一晩中 明かりが消えることもなく、しかも台風の影響で生暖かい風が夜通し吹いていたためほとんど眠れなかった。
北新井駅明るくなったので5:00にスタート(写真)。県道254号で田んぼの中を抜け、針から県道95号に入ると、別所集落の辺りからいきなり急坂になる。達野から下関田まで少し下るが、さらに進むと はるか彼方の山腹を登っていく道が見えた(写真)。関田峠はその向こう、まだまだ先は長い。6:00に上関田の集落を通過して分岐に差し掛かるが、さっき彼方に見えた右の道を選ぶ。急坂を登っていくと次第に視界が開けて、直江津から日本海方面が望めるようになった。道はアスファルトだが、急坂部分ではたまにコンクリート舗装が混じる。26T×24Tでじりじりと登っていくが、極めつけの急坂は814.5m標高点手前のカーブ(写真)。12〜15%くらいはあるだろうか?後ろにひっくりかえるかと思うほどの登りだが、振り返ると日本海の大パノラマが広がり、凄まじい迫力だ(写真)。
はるかかなたの道急坂を登る日本海を望む

関田峠カーブを曲がり切り814.5m標高点まで登ると光ヶ岡牧場に出て、上関田で分岐した道が合流してくる。日本海を見ながらしばらくのんびりと走るが、1kmも走らないうちに再び傾斜がきつくなる。4kmほど登って7:30関田峠に到着(写真)。
関田峠の昔-2関田峠の昔-1関田峠は学生の頃 1983/08に越えたことがあるが、現在と同じく急坂だったのに加え、当時は未舗装区間が長く、大学のクラブランではなんと1日で越えることができなかった苦い思い出がある。(右は当時の写真)

今日のクラブランは10:00に戸狩野沢温泉駅集合とのことなので、下るにはまだ早い。峠の岩の上で昼寝ならぬ朝寝をしてみるが、ゴツゴツして眠り難い。ほとんど眠れず、だんだん暑くなてきたので9:30下り始めた。戸狩野沢温泉駅を目指し、舗装路をぐんぐん下る。途中、地図にある破線路を探してみるが、ヤブでわかり難い。田茂木池の辺りの径は旧道っぽい雰囲気だったが、今日は探る時間もない。10:05駅に到着(写真)。クラブの皆さんはちょうど電車から降りて自転車を組み立てていた。挨拶をして詳細を尋ねると、野沢温泉から標高1400m付近までスキー場のゴンドラで登ってしまうとのこと。自分は自走のつもりだったので、さぁ大変!すぐに駅前を出発し、登りにかかる。
柏尾橋を渡り、R117から県道38号へ。しだいに登りがきつくなるが、関田峠で2時間ほど休憩をとっているので脚はまだ快調。温泉街入口の小さなスーパーで、賞味期限が今日までの半額パンを数個購入し、灯篭木峠を目指す(写真)。全舗装で比較的緩い登りなので、ペースもそこそこ。買出しをした豊郷のスーパーから1時間で奥志賀林道に合流。さらに稜線近くを緩く登って灯篭木峠に到着(写真)。峠といっても、奥志賀林道は稜線方向に峠を通過するだけで、峠越えの道は地形図に描かれている実線のルートだろう(北東側は道は見当たらなかった)。今回は時間もないので、そのまま奥志賀林道を登り続ける。
戸狩野沢温泉駅灯篭木峠を目指す灯篭木峠
スキー場のゴンドラが交差するあたりから登りがきつくなるが、ジリジリと登っていく。12:35、ようやく皆さんの待つゴンドラの駅に到着。当然、ゴンドラで登った皆さんは すでにくつろぎモード。じきに出発とのことで、さっき買った半額パンをほおばる。
13:00にクラブの皆さんと走り始める。薄曇りだったり、ガスがかかったり、パラッときたりと、今一つの天気だが快晴よりは走りやすい。考えてみると、関田峠越えで1100m、奥志賀林道でも1100mの標高差を登っているが、先週 走り込んでいたので脚は快調。ただしクラブランだと、まったく自分でコース確認を行わないため、どこをどう走っているのかよく判らない(正確には判ろうとしていない)。とりあえず、途中で木イチゴを摘んで食べたり、ミヤマクワガタを採ったりして切明の宿に到着。温泉だ、酒だ、と今回はぜいたくで楽しい旅になった。

走行距離101.7km(北新井駅5:00→上関田6:00→関田峠7:30〜9:30→戸狩野沢温泉駅10:05〜15→豊郷10:40〜45→灯篭木峠11:45→ゴンドラ駅(h1400m)12:35〜13:00→雑魚側林道へ14:50〜55→切明15:55)
相棒;縦断号(650×35A)
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2006年12月30日

端足峠と佛峠

昨夜、車中泊をとった市川大門の公園で朝食をすませ、そのまま車で道の駅しもべに移動。ここからR300で本栖湖まで登り、一旦 静岡県に入ってから端足峠と佛峠を越えることにした。
06123001.JPG道の駅しもべを9:00スタート。R300は交通量もまばらで、のんびりと登る。ピークの中之倉トンネルが近づくと、遠く南アルプス方面の展望が開け美しい(写真)。1時間強で中之倉トンネル到着。トンネルを抜けると、本栖湖越しに富士山が姿を現した。富士山を見ながら本栖湖畔を走り、本栖からR139を南下。10:45 静岡県との県境地点から東海自然歩道に入り、端足峠の入口へ。自然歩道の前半は、ガレた箇所や登りがあるため乗車率は4割くらいだったが、後半は概ね乗れた(写真)。11:25 A沢貯水池への道を分け、道標にしたがい端足峠の登りにかかる。ここから峠まで30分弱、急坂の山道を押し上げた。峠からは富士山が望め(写真)、反対側は眼下に本栖湖が広がる。右に稜線道を分け、斜面のややガレた細い径を駆け下る。タイトターンは多かったが(写真)、乗車率は良好で、8割程は乗れた。
06123002.JPG06123003.JPG06123004.JPG
湖畔が近くなると、径が分かれ道標が立っていたが、左の「県道本栖湖畔線」方面へ。途中で径が不明瞭になっていたが、何とか本栖湖畔に出た。
湖岸の県道を北上すると、0.1km程で「佛峠ヲ経テ釜額ニ至ル」と道標があったので(写真)、これにしたがって山道に入っていくが、イバラのヤブに遮られて進めなくなった。右の小さな橋を渡って(写真)、建物が散在する中、斜面を探すが径は見つからない。さっき渡った小さな橋のかかる沢に並行した踏跡を登っていくと、砂防ダムの脇に「ゆけっ」と書いた立札が立っていた(写真)。
06123005.JPG06123006.JPG06123007.JPG
立札の方向へは佛峠への径が延びていた。植林帯を抜けると、雰囲気の良い落葉の径になり、ぐいぐい高度を上げる(写真)。尾根を巻くと一度道が平坦になり0.2km程乗れた後、再び登りとなった。すぐに分岐があり、直進せずに左へ折り返すように斜面を登ると、鞍部は目前。分岐から5分で佛峠に到着した(写真)。06123008.JPG06123009.JPG
眼下の本栖湖に別れを告げ、釜額方面へ下り始めるが、径はとても細かった(写真)。稜線に出ると乗れるようになるが、すぐに径はつづらで谷へ下り始めた。地図上の破線路と違っていることに気づいたがそれはそれで、釜額へ下れそうなので、そのまま道を辿ることにした。谷を下って沢を渡ると(写真)、沢沿いに細い径が続き、ガレているが何とか乗れた。再び沢を渡ると、径が荒れ、ロープを渡してある箇所もあった。ロープにつかまり斜面を進むが、下を見ると谷底まで50mくらいか・・・。落ちればタダではすまないだろう。しばらく慎重に押して下ると道は広くなり、乗車率も上がった(写真)。
06123010.JPG06123011.JPG06123012.JPG
佛峠から下ること約1時間で、ようやく林道へ。林道を下ると舗装路に合流し、釜額の集落を抜けてR300へ。そのまま道の駅へ戻った。
本当は佛峠からは、地形図にある北西方向の稜線道を辿りたかったのだが、ひょっとするとこの道は、佛峠直前の分岐を直進する必要があったのかもしれないと思っている。今回の沢筋の径は細くて危険だったが、乗車率は7割位あったように思う。そのうち稜線径を探しに行こうと考えている。

走行距離34.4km(道の駅9:00→中之倉トンネル10:15→県境10:50→端足峠登り口11:25→端足峠11:50〜12:00→佛峠入口で迷う12:45〜13:10→佛峠13:45→林道に出る14:45〜50→R300に出る15:05〜10→道の駅15:15)
相棒;MTB(26×1.9)

ラベル:端足峠 佛峠
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2006年12月29日

桜峠と大峠

今年の冬は暖かく、太平洋側は積雪もほとんどない。走り納めに甲府盆地南側の峠を越えようと中央道に乗り、早朝 甲府南I.C.で下車。道の駅とよとみに車を停めて8:15スタート。豊富とその南側の三珠との境にある桜峠と大峠を周回した。
06122901.JPG県道29号を南下。みたまの湯の看板にしたがって斜面を登って行き、H2年修正版の1/5万図を見ながら桜峠への破線路へ取り付く。畑の中を抜けて林に入ると、すぐに猛烈なヤブになった(写真)。何とか突破して稜線に取付くが、ヤブが続く上、踏跡も細くなってしまったため、断念して引返した。戻る途中、畑仕事をしているお爺さんに尋ねると、「桜峠までは林道が上がっているので、古い路はもう使っていない」とのこと。林道で桜峠を目指すことにした。
桜峠への林道は、みたまの湯の前から登っていて、0.5kmほどで舗装が切れてダートになった。やや傾斜はきついが、路面も良好。30分ほど登り、もうすぐピークという辺りで、斜面を階段が上がっていた(写真)。自転車を担ぎ上げると、きれいな径が林道と逆方向へ延びている。傍らには石仏もあり(写真)、桜峠への旧道に間違いない。5分も押さないうちに、桜峠へ到着(写真)。登って来た林道は、桜峠の隣の鞍部を越えているようだ。06122902.JPG06122903.JPG06122904.JPG






峠から南側の下りも径は明瞭で、最初は乗って下れた。途中、何に使われていたのか、赤錆びた滑車が立っていた(写真)。この滑車を過ぎてすぐに分岐があったが、右の下り道へ(左は緩く登っていたので、弓建峠への径かもしれない)。径は次第にガレて乗れなくなり、自転車を降りて押す。少しヤブっぽい区間もあるが、大したことはなく、しばらくは乗ったり押したりで30分(写真)。こちら側にも道の傍らに石仏があり(写真)、この辺りから乗車率も上がるが、すぐにコンクリート路に出た後、県道36号に合流した。桜峠から下りの乗車率は概して40〜50%だろう。06122905.JPG06122906.JPG06122907.JPG






そのまま芦川に沿って県道を登り、三帳の集落から大峠を目指す(登り口が判りづらかったが、三帳のバス停の40m程 手前の細い道だった)(写真)。砂防ダム直近で沢を渡ると、三帳の集落を眼下に見ながら、径はつづらでぐいぐい登って高度を上げていく(写真)。標高650m付近で稜線に取付く辺りから径が薄くなったが、稜線を外さないように登っていく。何度か径を見失ったり見つけたりを繰り返したが、標高880m付近で、東から登ってくる別の径と合流すると、ついに径を見失ってしまった。斜面を担ぎ上げ、932m三角点付近から西に向けて適当に下っていると、運良く大峠への径に出たが、それ以後 大峠までの径も不明瞭な部分が何ヶ所もあった。三帳から登り始めて2時間弱、途中かなり迷った末、大峠に到着(といっても、別の径が合流している辺りが大峠らしい?程度で、峠も不明瞭だった)(写真)。
06122908.JPG06122909.JPG06122910.JPG





峠からは明瞭な径で、15分くらい乗ったり押したりで、山之神社に到着(写真)。神社からはさらに路は広くなった。眼下に甲府盆地を、遠くに八ヶ岳を望むが(写真)、急坂の小刻みなつづらで急降下するため(写真)、路からも目が離せない。ただし乗車率は100%だった。06122911.JPG06122912.JPG06122913.JPG






MTBならではの楽しい下りだった。途中、林道と交差するが、旧道はさらに続き、沢沿いに出て、再び林道と合流。すぐにアスファルト舗装路になった。途中、猪除けのゲートを通り、県道29号に出て、道の駅に戻った。今回の大峠の径は、不明瞭な箇所が多く、ちょっと不安の多いコースだった。

走行距離23.5km(道の駅8:15→旧道を引返す9:15→林道入口9:55→旧道へ10:20→桜峠10:25〜10:40→県道へ出る11:25→三帳11:45〜12:05→932m三角点付近13:50→大峠14:15〜30→山之神社14:45→道の駅15:40)
相棒;MTB(26×1.9)
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2006年11月04日

旧 湯峠

桔梗峠、小村峠、中山峠の周回を終え、まだ時間があったので松之山温泉まで戻り、温泉の裏にある湯峠を目指した。湯峠は今年07/23に越えているが、1/2.5万地形図を比較すると、車道ピークと峠の位置が微妙に異なるように思えたので、再び越えてみることにした。
06110412.JPG松之山温泉入口の駐車場をスタート。湯山から車道を登って行くと、道はコンクリート路、未舗装車道になった(写真)。かなり道が入り組んでいて、1〜2回間違えたが、兎口温泉の翡翠の湯の前に出た。湯峠への道は舗装で、峠付近は紅葉が美しかった。(写真)06110413.JPG車道ピーク(現湯峠)を過ぎて左の車道を降りてみたが、稜線へ上がって行く道はなく、引き返す。
今度は、車道ピーク(現湯峠)の少し手前(兎口温泉寄り)を大松山の看板にしたがい、西へ入って行くと、すぐに左鋭角に未舗装路が登っている。この未舗装路に入るとすぐに旧 湯峠に到着(写真)。峠左側(進行方向に向かって)の広場にはお地蔵さんもあり(写真)06110414.JPG06110415.JPG峠らしい風情だった。峠を過ぎ、畑の脇を抜けると砂利道に出、そのまままっすぐ進むと、現湯峠を越える舗装車道に出た。少し陽が傾いた中、松之山温泉へ下るが、温泉街へさしかかる辺りが工事で通行止だったので、天水島経由で駐車場に戻った。

走行距離10.6km(駐車場14:30→翡翠の湯15:00→現湯峠15:10〜25→旧 湯峠15:30→駐車場15:55)
相棒;MTB(26×1.9)
ラベル:湯峠 新潟の峠
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桔梗峠と小村峠

昨夜は、松之山温泉辺りで車中泊だったが、早朝 移動して柏崎市の女谷(綾子舞会館)に車を駐車させてもらった。
06110401.JPG女谷から黒姫神社脇を抜け、桔梗峠を目指す。市野新田に入り、道が峠の方角へ向きを変え、米山きのこ園が近づくと、やや勾配がきつくなった。道は 一旦 未舗装になるが、きのこ園を過ぎるとコンクリート舗装になった。途中、旧道と絡むように急勾配で登っていくと、送電鉄塔の脇を抜けてピークに到着(ピーク手前から未舗装)(写真)。旧道を確かめたいので、きのこ園辺りまで引き返して旧道を辿る。きのこ園より06110402.JPG少し登った辺りで、右に分かれた旧道はきれいな道だが、すぐにコンクリート車道と交差。交差後の旧道は(写真)、次第にヤブになるが、大したヤブこぎもなくコンクリート車道に合流した。再びコンクリート道を登ると、左へヤブの旧道が分岐しているが、もう少し登るとやはり左へ廃林道が分岐し、峠へ通じている。先の旧道は、途中で廃林道に合流していた。とりあえず、桔梗峠へ到着。06110404.JPG06110405.JPG
峠は広場になっていて(写真)、すぐ上には送電線の鉄塔が立っている。茂みの影にお地蔵様も祀られていた。
峠からは極上の山道。雨で中央がやや掘れている箇所もあるが、楽しい山下り(写真)。しばらく下ると分岐があり、旧道は緩く右にカーブしてヤブに没している。やや急坂でまっすぐに下っている道は、旧道のエスケープルートだろうと乗ったまま下る。ますます急になったので、途中から押して下るが、道は沢まで下って鉄の橋で対岸に渡っていたため、分岐まで戻り、ヤブの旧道に突入した。06110406.JPG06110407.JPG旧道は明瞭で幅広だが、ヤブは予想よりも深く(写真)、あまり人の歩いた様子はない(クモの巣が多かった)。一部、乗れる部分もあったが、2mくらいの深さの笹ヤブもあった。やや視界が開け、カヤの原が広がっているが、2m近い段差があって下れない。カヤをかき分けて周囲を探ると、右方向は段差がなく斜面になっているようなので、突入した。数m下に舗装路がちらりと見えたため、最後は斜面に生えている木につかまりながら、5mくらいの崖を担ぎ下ろして(写真)、ようやく舗装路に出た。この舗装路を登って行けば、小村峠である。
06110408.JPG06110409.JPG細長い谷地に沿った舗装路をのんびりと登って行くと(写真)、桔梗峠を越えた林道が合流し、小村峠に到着。峠からは、田屋,野田,久米方面の展望がすばらしい(写真)。地形図には、田屋へ下る旧道が書かれているので、車道の小村峠の切り通しから、北へ延びる尾根に上がってみた。公衆便所跡の辺りから下を覗くがヤブの急斜面で、道らしいものは見当たらない。06110410.JPG尾根上の道を歩くとお地蔵さんがあり、さらに進むと小さな お社があった(写真)。どこを探っても旧道らしいものは見当たらず、今回はあきらめて車道を下る。道が一往復して峠直下に差し掛かると、はっきりとした踏跡が峠方向へ登っている。ヤブはひどいがおそらく旧道だろう。反対側の田屋へ下る道を探したが見当たらないので、やはり旧道はあきらめて、そのまま車道で田屋まで下った。(思えば、今年の3月、小村峠を越えようと柏崎の駅から走ってきたが、除雪されてなかったため、あきらめて引き返したのが、この田屋だった。)
06110411.JPG田屋から木沢を通ってR353に出、素直に国道の舗装車道で中山峠(写真)を越えて女谷に戻った。

走行距離21km(女谷9:55→林道ピーク10:25→戻って旧道で桔梗峠10:50→舗装路に出る11:40→小村峠12:00〜12:30→田屋12:45→中山峠13:10〜15→女谷13:20)
相棒;MTB(26×1.9)
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2006年11月03日

松之山温泉周辺

松之山温泉まで車で走り、付近の峠を周回した。予想以上にすばらしい旧道が残っていた。
松之山温泉入口の駐車場をスタート。天水島でR405に入り、松之山温泉スキー場の看板で左折。ロッジの前を過ぎ、スキー場のリフトに沿って登るコンクリート路は10%を越える急坂。スキー場を過ぎ、山中に入っても急勾配は続く。06110301.JPG06110302.JPG標高650m付近を走っている林道に合流する地点が雁ガ峰峠の入口(写真)。きれいに刈り払われた山道が斜面を登っている(写真)。予想よりも幅広でヤブもなく、押上げに支障はない。道は稜線に出た後、ピークに到着(写真)。地形図によれば、このピークが雁ガ峰峠になっている。06110304.JPG06110303.JPG
南側へ下る道も明瞭で、乗って下り始めるが、カーブを一つ曲がるといきなりヤブになった(写真)。仕方なく押して進むが、旧道よりも道に並行した植林帯のほうが歩きやすいので、道を見失わないように植林帯を押す。途中、伐採地に出るが、少し掘れた旧道だけがヤブになっている。伐採地から再びヤブに入って下るとすぐに林道に出た。林道を0.2kmくらい下ると舗装車道に出た。06110305.JPG
舗装車道を右折し深坂峠を目指す。ゆっくり登って天水山を回り込むと、展望が開け松之山方面の展望が実に美しい(写真)。全舗装で峠に到着(写真)。深坂峠は、99/11/23にたずねて以来、7年ぶり。腹もへったのでラーメンを作って一服。
06110306.JPG06110307.JPG深坂峠は、距離はわずかだが、車道と並行して旧峠ルートがあった。峠の碑の裏にある踏み跡を登って行くと、0.1km強で旧峠に到着(写真)。峠には馬頭観音の碑が倒れていた。旧峠をそのまま下ると0.3km位で車道に合流した。浦田方面の旧道は探してみたが、見つからず。
深坂峠を車道で下り、野々海池の手前を右に入ると、未舗装車道になった。06110309.JPG06110308.JPG道は野々海池に沿って広葉樹林の中を緩く登り、野々海峠に到着(写真)。峠から菖蒲側は舗装路になったが、0.5kmほど下るとかなり大きな土砂崩れ。ただし自転車を担いで、難なく通れた。眼下に広がる菖蒲高原や大島の棚田をみながら(写真)、のんびりと下り、菖蒲から保倉川沿いに下る。
牛が鼻から鼻毛峠への道に入る(入口には鼻毛の池キャンプ場の看板があった)。鼻毛峠への道は舗装車道で、思ったより急勾配(峠まで標高差300mを約4kmで登った)。途中、旧道へのアタックも考えたが、浦田側の状況も判らず、さらに三方峠を越えることも考え、今回は断念。06110310.JPG車道を淡々と登ると、途中に湧水があり、その名も「鼻毛清水」(写真)。湧水なのに水道の蛇口が付いているのも怪しいが、飲んでみると美味しかった。登り始めて40分で鼻毛峠に到着。峠は鼻毛の池のほとりで、二十三夜燈の碑が建っていた(写真)。早速、菖蒲側の旧道を探してみると、二十三夜燈の碑の少し先から右に、植林帯の中をきれいな山道が延びている。06110311.JPG06110312.JPGしかし少し踏み入ってみると、0.2kmほど先の伐採地からはヤブに没して道は判らなかった。鼻毛峠に戻って車道を浦田方面へ下り始める。舗装路が、鼻毛の池の東隣の池を巻く辺りで、北側へ明瞭な踏跡が分岐していたので入ってみると、きれいに刈り払われた山道が続いていた。どこまで続いているか判らないが下ってみると、90%以上の乗車率(写真)。うねうねと下って、棚田に出て、コンクリート路になり、西之前に出た。
06110313.JPG西之前から浦田でR405に出て三方峠へ登る(浦田までの登りが、予想以上にきつかった)(写真)。地形図を見ると、国道とは別に稜線に沿って破線路がある。三方峠から下り始め、稜線の道を確認すると、軽トラ道が棚田に沿って下っている(写真)06110314.jpg途中からコンクリート舗装になったが、乗車率100%で天水島に出た。松之山温泉の駐車場まで2〜3分で戻り、鷹の湯に入った。

走行距離50.2km(温泉入口駐車場9:00→雁ガ峰峠10:00〜15→舗装路に出る10:35→深坂峠11:40〜12:40→野々海峠13:00→菖蒲13:45→鼻毛峠14:35〜50→西之前15:15→三方峠16:05〜20→温泉入口駐車場16:50)
相棒;MTB(26×1.9)
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2006年09月10日

小谷村周辺;塩の道と湯峠、乙見山峠?

06091001.JPG9/10 テント泊の朝は早く、5:30起床。朝飯を炊いて食い、さらに昼の分も炊いても6:55出発・・・と、いっても今日は、小谷温泉で新潟の方々と待ち合わせ。方々は宿泊まりなので、のんびり出発だろう。
06091002.JPG大海みのわ橋(大海川を渡る橋)で待つこと2時間あまり、9:15にようやく合流。
ここからは集団なので、のんびりと登る。休憩を挟みながら、乙見山峠(トンネル)には11:00頃 到着。アサギマダラ(蝶)が、たくさん飛んでいる。しばらく休憩の後、新潟側へ下る。長野県側の未舗装区間は1.8kmまで縮まり全舗装も間近かと思われたが、新潟県側は一部の舗装区間をはさみ、野営場近くまで10km程度の未舗装区間。途中、腹が減ったのでカレーを作って食い、さらに県民の森辺りで、昼飯も食った。06091004.JPG06091003.JPG
のんびり昼飯など食っていたため雨が降り出し、妙高高原駅まで雨の下りとなってしまった。早々に輪行し、長野駅で新幹線に乗り継いで帰宅(今年は例年になく新幹線利用が多いため、大赤字だなぁ・・・)。

走行距離;42.3km(大海みのわ橋9:15→乙見山峠11:00〜11:20→県民の森→妙高高原駅15:20・・・ただし今回は休憩が多い)
posted by たおたわ at 23:59| Comment(0) | 甲信越 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする