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2006年09月09日

小谷村周辺;塩の道と湯峠、乙見山峠?

9/9,9/10で乙見山峠を越えるという、新潟県サイクリング協会のイベントに9/10のみ参加させていただき、前日の9/9は塩の道の一部を押し担ぎで辿ることにした。

9/9 前夜発のムーンライト信州で白馬へ、ここで快速に乗り継ぎ南小谷下車。今回は久しぶりのMTBに大ザック(テント,シュラフ,自炊装備)。自転車を組み立てて6:30南小谷駅を出発。06090901.JPGR148を北上し、およそ1.5kmで宮本橋をわたって対岸の道へ。さらに北上して土谷川を渡ると県道330号へ合流し、かなりきついのぼりが続いた。県道を離れてきつい舗装路のまま大峰峠に到着。峠から少し下ると旧道への登り口があり、押上げ約3分で石仏のある旧大峰峠に到着(写真)。
大峰峠から中土へ舗装路を下り、中谷川沿いに1.3kmほど遡って郵便局の手前で川を渡り、宮ノ土にある大宮諏訪神社を過ぎた直後のコンクリート路を登る。民家に入らないように神社裏の里道を押上げると、耳尾沢沿いの道が合流し、しっかりした道になった(合流地点に石仏?)。良く整備された遊歩道のような雰囲気で、気持ち良い押上げが続き(写真)、先に越えてきた大峰峠も望むことができた。06090902.JPG06090903.JPG神社裏からの押上げ1hr弱で道は下り始め、乗って下るとすぐに車道に出て、埋橋に到着した。そのまま道なりに進むと、気持ちの良い里道が続き(写真)、一箇所 崩れかけた沢沿いに担ぎ下ろすと、道は軽トラ道からコンクリート舗装になり深原へ到着。

深原の集落へは入らず、地蔵峠を目指すと、濁沢を渡った辺りで舗装が切れた。白井沢を渡って最初のヘアピンカーブで、林道と分かれて地蔵峠への道へ(写真)。入口には塩の道の道標があり、06090904.JPG06090905.JPG判りやすかった。峠への道は良く踏まれた登山道のようで、傾斜の緩い辺りでは乗って走れた部分もあった。林道分岐から約40分、沓形山南西の肩にある地蔵峠へ到着(写真)、小休止。
峠にはお地蔵さんが安置されたお堂と、天然記念物のハリノ木があった。峠の看板は新・旧2つあったが、古いほうの看板には「ぢぞう小峠」と書いてあった。ということは、これから続けて越えようとしている大峠は、三坂峠の別名を持っているが、「地蔵小峠」に対する「地蔵大峠」と呼ばれていたのか?
06090906.JPGなどと考えながら ぢぞう小峠を後に、下りにかかる。最初は乗れるが、ガレて乗れなくなると沢に出た。沢を渡ると、道は斜面をうねうねと登っていく。ちょっときつい登りだったが、30分もかからずに大峠に到着。峠はむしろ地蔵峠よりもあっさりとして、石仏が一体あるだけだった(写真)。
再び、一服の後、下りはじめた。今までよりも斜面が急で、少し道が細いような気がしたが、下り始めて間もなく視界が開け、意外と近くに日本海が見えた、海沿いの町は糸魚川だろう。部分的に乗れるところはあるものの、道はさらに細くなり草が生えたままになってきた。この辺りはあまり手入れしていないのだろうかと下っていると、大崩落地!!道は消えていた。06090907.JPG道筋から行くと、崩落地を突っ切って道が続いているのだろうが、崩落地の手前に沢があり、この沢沿いにも薄い踏跡があった。とりあえず崩落地を横切ろうと崖を降りたが、倒木が多く前へ進めない。地図を見ると湯峠への林道は、数十m下を走っているはず・・・。かなり迷ったが、ここで幽体離脱して崩落地の沢の中を自転車と肉体を担いで下ることにした(自転車を担いで沢を下るのは一歩間違えば滑落死の事態も・・・、通常の人はやるべきではない)。運良く30分弱で沢を横切っている塩の道を見つけ(写真)、沢から上がると「地蔵鉱山跡」の看板があった。鉱山跡から、塩の道は乗車可能な軽トラ道になり、1km足らずで湯峠への道へ出た。

先の沢下りで、精神的にも体力的にもかなり疲労していたが、とりあえず湯峠を目指す。発電所への分岐を過ぎ0.6km程度で舗装が切れるが、傾斜は緩く路面も走りやすかった。ずっと雨飾山を眺めながら登る。横川を渡って本格的な登りになると、疲労した体が持ちこたえられず休み休みの登り
06090909.JPG06090908.JPGになり、峠に辿りついた時には、もうヘロヘロ状態だった。道は、峠で線を引いたようにきれいな舗装に変わり、一気に小谷温泉へ下った。露天風呂へ入った後(写真)、近くのダムサイトでテント泊。明日は乙見山峠だ。

走行距離42.6km(南小谷駅6:30→大峰峠7:30→埋橋9:10→深原9:45→地蔵峠11:20〜11:50→大峠12:20→車道に出る14:00〜14:30→湯峠16:30→小谷温泉16:55)
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2006年07月23日

松之山温泉-2

松之山温泉近くで、県道沿いの東屋にテント泊したが、交通量も少なかったのでよく眠れた。4:30に起床。朝飯を作って食い、5:25に出発。松之山の温泉街を抜け(写真)、急坂を登って湯峠(写真)へ。道が改修されてコースが変わっていたので少し分かり難かったが、30分ぐらいで登り切った。そのまま下って兎口温泉を抜け、松之山でR353に入って東へ。豊原トンネルの上にある豊原峠へ登ったが、特にヤブや崩落もなく、ごく普通の舗装路の峠だった(写真)。
06072301.JPG06072302.JPG06072303.JPG

06072305.JPG06072304.JPG豊原峠を下り、R353を信濃川の左岸に沿って北上するが、道はかなり細くて少し危ないようなところもあった(写真)。信濃川発電所の脇を通って、橋を渡るが、最近の雨で水かさが増していて、橋の上から覗いてみるとすごい迫力(写真)、さすが日本一の大河だなあ。R117から県道82号に入り、栃窪峠を目指す。1時間余りで峠へ到着すると、なんとすばらしい絶景が広がる(写真)。この絶景を眺めながらのんびり塩沢まで下って自転車をたたんだ。朝早かったこともあり、まだ昼前だった。
06072306.JPG
走行距離55.4km(松之山5:25→湯峠6:00→松之山6:20→豊原峠7:10〜20→信濃川発電所7:55→栃窪峠9:50→塩沢駅10:10)
相棒;ハイダ700Cツーリング
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2006年07月22日

松之山温泉-1

所属している新潟の某サイクリングクラブのクラブランに参加する事にした。上越線の六日町に9:30集合とのこと。東武春日部始発を大宮で乗り換え、高崎線始発から順当に乗り継いでもよかったが、熊谷で快速の「マリンブルーくじらなみ」に乗り換え、越後湯沢で再び各停へ、六日町には9:18着。
自転車を組んでいると、新潟からの上り列車が到着。クラブのみなさんと合流。
06072201.JPG六日町を9:55出発(写真)。今回は久しぶりにハイダ700Cツーリングにサイドバッグをつけてキャンピング装備。自分は輪行のし易さから、サイドバッグはフロントと決めているため、ハンドリングが重くなる感触も久しぶりだ。R17を南下し始めた一行はすぐに、並行する旧国道へ入る。交通量も少なく、のんびりと走る。石打の駅で小休止後、R353の十二峠トンネルへ。自分は旧道も気になって、国道を登りながらも旧道の取付きを伺い捜したが、かなりヤブが深くて判らなかった。06072202.JPGトンネルをくぐると(写真)、先に到着したクラブのメンバーが待っていてくれて、しばらく自転車談義に花が咲いた。トンネルから下ると、レストハウスで昼食。自分は自炊かコンビニが主体なので、ツーリング中に店で飯を食うというのは貴重な体験だ。クラブランというのは、こんなにも環境がガラリとかわるものだなぁ。
06072203.JPG食事後、再び走り出して、清津峡トンネルをくぐると対岸へ渡るが、こちらの道も、思わぬところでトンネルを抜けたり(写真)棚田があったりと、楽しかった。06072204.JPGR117へ出て津南の駅で再び休憩後、R405で松之山温泉へ向かう。途中のピークは、なかなか登りがいがあった。クラブの皆さんは、兎口温泉の旅館に泊まるとのことだったが、自分はテント泊。松之山温泉を過ぎた辺りでクラブの方とは別れ、県道沿いの東屋にテントを張った(写真)。

走行距離53.4km(六日町駅9:55→石打駅10:35〜55→十二峠トンネル11:20〜40→ふるさと館12:00〜13:40→津南駅14:15〜35→R405ピーク15:35〜45→松之山16:20)
相棒;ハイダ700Cツーリング(700×26C)
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2006年03月18日

早春の新潟ツーリング

入会した新潟のサイクリングクラブで総会があるとのこと、せっかくだから総会に出るついでに柏崎周辺の峠へ行ってみることにした。ムーンライトえちご+越後線始発で柏崎へ。
柏崎駅で自転車を組立て7:50スタート。06031801.JPGR353で内陸部に向かうが、すぐに一面の雪景色(写真)。さすが新潟は雪が多いなぁ、と早春の越後路を快走。8:30野田に到着。ここから県道25号に入って小村峠を目指す。払川の集落に入り、さあいよいよ登りだ、と思っていると、突然雪の壁!除雪していないため通行止のようで、もちろん先へは進めない(写真)。降雪期の新潟は、除雪して無雪道路を軽快に走るか、1mを越える積雪で道へ全く踏み込めないかのいずれかのようだ。ヒザまでの雪道を自転車を担いで・・・というようなことはなさそうだ。この後県道25号を東へ向かい、除雪された廻谷峠(写真),尼ヶ額峠(写真)を難なく越え、信越本線沿いの塚山峠へ向かう。
06031802.JPG06031803.JPG06031804.JPG
R291に出、北条の駅で小休止後、県道72号へ(写真)。さすがに除雪されていて北条駅から40分くらいで峠に到着(写真)。交通量も少ないようなので、ラーメンを作って一服。本当はこの辺りのダートっぽい峠でも・・・と考えていたのだが、いかに新潟を甘く考えていたかが身にしみた。峠を下って、R404,R351を経由して(写真)長岡駅へ到着。自転車をたたんで、かなり暇をつぶしてから新潟への列車に乗った。
総会の後の懇親会にも出席させていただき、上りのムーンライトえちごへ乗り込んだ。
06031805.JPG06031806.JPG06031807.JPG

走行距離72.5km(柏崎駅7:50→野田8:30〜9:35→廻谷峠9:45→尼ヶ額峠10:05→北条駅10:30〜50→塚山峠12:30→長岡駅13:35)
相棒;片倉シルクキャンピング(650×35A)
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2005年09月11日

大弛峠

05091101.JPG18きっぷが一枚残っているので、久しぶりに大弛峠でも越えてみようかと、中央線に乗り込んだ。塩山駅23:38着。駅前のベンチでシュラフにくるまるが、駅前の飲み屋が騒がしく、夜2時前まで眠れなかった。夜も明けたのでベンチから起き出し、5:50にスタート(写真)。天気予報では、秩父方面は曇りで夕方から雨。何とか早めに 三峰口駅までたどり着こう。
05091102.JPG県道38号で恵林寺の脇を抜け、R140へ。さらに県道206号に入って塩平経由で焼山峠を目指す。大弛峠自身も15年ぶり3回目だが、塩平経由で登るのは学生時代以来、実に20年ぶりだ。あの時はまだ焼山峠は未舗装だったし、学校のクラブランで先輩に連れられ、BSロードマンで大弛峠まで登り、峠で一泊して越えたなぁ。05091103.JPG
塩平のバス停あたりの風景は、今でも記憶に残っていた。前来たときは、塩平のすぐ先で舗装が切れたが、今ではもちろん全舗装(写真)。塩山駅から 約2時間半で焼山峠に到着(写真)。オートバイの3人組が通り過ぎるが、最近はめっきりオフロードのオートバイも数が減って絶滅危惧種状態のようだ。
焼山峠から柳平までの下りは、ダムか何かを建設しているようで、トンネルができたりルートが変更になったりしていた。柳平分校の脇を抜け、舗装路を登っていく。途中、鶏冠山林道を分岐する少し手前から5kmくらい緩く勾配の部分があるが、あとはまあまあの勾配(写真)。柳平から1時間半で、標高2100mくらいにある焼山橋を通過。舗装路なので、昔登った時とは比べものにならないほどのペースで登っていく。周りの高い山はガスが掛かり始め(写真)、次第に曇ってきた。塩山駅から5時間弱、10:35 大弛峠に到着(写真)。
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大弛峠は、道の片側の駐車場に四駆がずらりと並び、昔の荒涼とした雰囲気とは大違い。あまり楽しそうでもないし、天気も気になるので早々に下ることにした。
長野県側の道は かなり荒れたダートで、ペースも抑え気味。途中、梓山方面の展望が開け(写真)、05091107.JPG景色に見とれていたわけではないが、1回 大転倒。荒れたダートは、峠から9.5kmも続き、道が東股沢の右岸から左岸へ渡る橋から舗装となった。多少ペースを上げ、梓山の集落を抜けて三国峠へ。行く手の山々はガスがかかってきている。梓山から約10km、雰囲気の良い道だったが(写真)、天気の崩れが気に掛かり雰囲気を楽しむ余裕はなく、峠が近づくにつれガスも出始めた。梓山から1hr、三国峠に到着(写真)。峠を境に舗装が切れダートになった。すぐ下り始めるが、辺りは濃いガスで視界不良、さらに雨も降り始めた。すぐに雨具を着るが、下るにつれて雨は激しくなり、目も開けていられないほど(写真)。道は川と化していた。こんな激しい雨も初めてで、雨具も役に立たず、濡れねずみ。
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三国峠から約17kmあまりでようやく舗装になり、雨も小降りになった。さらに下ってR140に出た頃には雨も上がり、ペースアップ。三峰口駅まで40分を切る快走。自転車をたたんで15:47発の羽生行きへ乗り込んだが、ずぶ濡れの衣類と靴で恥ずかしかった。

走行距離116.0km(塩山駅5:50→塩平7:20→焼山峠8:10〜20→柳平8:25〜35→焼山橋10:05→大弛峠10:35〜40→舗装になる11:40→梓山12:10〜15→三国峠13:15〜25→R140に出る14:55→三峰口駅15:33)
相棒;片倉シルクキャンピング(650×35B)
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2004年09月09日

六十里越のスノーシェッド

04090900.JPGR252の六十里越を走ってみようと、ちょうど予約のとれたムーンライトえちごに乗り込んだ。このムーンライトえちご、相性が悪いのか 眠り難い。さらに大宮23:43で乗車し、下車は長岡3:39なので、うまく眠れても3時間程度。コンディションは良いとはいえない。仮眠をとるにも中途半端なので4:50長岡駅をスタート(写真)。辺りは まだ薄暗い。
信越本線を渡って県道9号線に入り、森立峠を目指す。ようやく明るくなった頃 成願時の集落を過ぎ、本格的な登りになる。峠まであと300m。途中に立っていた長岡東山ハイキングコースの案内板には、森立峠旧道コースや大入峠なども記されていた。この辺りも峠が多く興味深い。ウネウネと登る二車線舗装路は思ったより眺めが良く(写真)、快調に登る。長岡駅から1時間かからずに森立峠に到着(写真)。峠から栃尾へ下るが、北荷頃で県道24号に入り、南下。中集落で左折してR290に出るつもりが、何を間違えたか県道57号へ入ってしまい、気がつくと中野俣を通って谷内まで走っていた。そのまま大平峠を越え、西名へ下ったが、この下りからの風景が美しく(写真)、立ち止まったり写真を撮ったりを繰り返す。04090901.JPG04090902.JPG04090903.JPG





ようやくR290に出ると、すぐにR252にぶつかり左折。小さな池ノ峠を越えると(写真)、いよいよ六十里越トンネルまで約500mの登り。と云っても、大半はJRの只見線沿いなので、緩い登りが続く。只見線が六十里トンネルに入って別れると04090905.JPG04090904.JPG
勾配がきつくなり、20分ほど休憩。時計を見るとまだ9:30。交通量も少ないR290を淡々と登り、六十里スノーシェッドをくぐると、背後に迫力ある山が臨める(写真)。裸山だろうか?ようやくトンネル口が見えた頃、左に入る山道が目についた(写真)。旧道だろうか?「今回はランドナーなので、担ぎには向かないからトンネルへ」「担ぎといっても標高差150m程度、径もあるのでアタック」・・・・・・ここでかなり迷ったが、やはりいつもの習性で旧道を押し上げることにした。
国道から分かれて山道に入ると(写真)、径は思ったよりもガレていて大きな石や土が深く掘れた部分が多いが、迷うような部分はなかった(メモに「途中 T字右」とあるので、分岐があったかもしれない)。径がはっきりしているのは、浅草岳方面への登山ルートになっているからだろうか?。途中から径は良くなり(といっても細い径だが)(写真)、国道分岐から30分ほどでピークに到着(写真)。ピークには六十里越を示すものは何もなく、浅草岳方面への登山道が分岐していた。
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さて、峠から会津側は細い径が延びているが、新潟側よりもヤブっぽい(写真)。しかし、このまま来た径を戻っても面白くないので、会津側の径へ突入した。径は草に埋もれ、何度もブッシュを突破する(写真)。眼下に田子倉湖を見下ろしてのヤブこぎだが、やはり片倉シルクキャンピングは押し担ぎには向かないようだ。なかなかペースが上がらずにいると、旧道から右斜面を急勾配で下る送電線巡視路が分岐する。行く手の旧道は、さらに激しいヤブが待ち構えているようだし、ここらで諦めて送電線巡視路を下る(巡視路にしても結構、草が茂っていたが)(写真)。程なくR252のスノーシェッドが見え(写真)、「会津側は30分くらいで下れたなぁ」と、自転車を担ぎ降ろした。
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スノーシェッドの上に降り立ってみて愕然とする。そう、道路への降り口がなかったのである。すぐ横ではたまたま工事をしているが、降りられる状況ではないし、工事関係者に声を掛けようものなら、重機を使って救出してくれるか、怒られるか、いずれにしても迷惑をかけてしまう可能性が高い。谷側を覗いてみるが、下まで5m近くあるし、一歩間違えばそのまま田子倉湖まで転げ落ちてしまう。かといって、今担ぎ降ろした径を戻るのも難しい。結局、延々続くスノーシェッドの上を押して歩くことにしたが、押したのは最初のうちだけ。幅も広く平らなスノーシェッドの上は、コンクリート路と変わらないので、高乗車率(写真)。ただし、谷側に落ちればただでは済まないので、山手を慎重に走る。途中、ガレた沢の部分は押し担ぎがあったが(写真)、ようやくスノーシェッドの端部に到着。運良く、工事用の階段が取り付けてあったので(写真)、無事 道路へ降りることができた(2週間ほど後にR252を通ったHM氏の話では、すでに階段は撤去されていたとのこと)。04090913.JPG04090914.JPG04090915.JPG






道路に降りて振り返ると、延々続くスノーシェッドは2km近いだろうか(写真)?スノーシェッドの上を走るという、めったにできない体験をしたが、とにかく無事降りられてほっとした。
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結局、六十里越のピークからR252に出るのに1時間近くを要した。只見へ向けて下り始めたが(写真)やはり押し担ぎが堪えたのか、途中の登り返しでバテてしまい、田子倉駅付近で15分ほど休憩。只見からR289に入ったのは13時前になっていた。伊南川に沿って淡々と走るが、気温も上がり、
04090917.JPG04090918.JPG朝からの疲労が蓄積したためか、ペースは落ちる一方。結局、R352の中山トンネルをくぐり(写真)、会津高原駅で自転車をたたみ始める頃には、18時近くになっていた。

走行距離156.8km(長岡駅4:50→森立峠5:45→大平峠7:35〜50→池ノ峠8:15→六十里トンネル手前10:10→六十里越10:40→R292に出る11:30→只見12:50→小林13:55→R352に入る15:30→中山トンネル17:40→会津高原駅17:50)
相棒;片倉シルクキャンピング(650×35B)
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