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2012年01月02日

大窪越と名越峠

昼前に東塔坂峠を越えてしまったので、四輪で備中高松の城址公園へ移動した。最上稲荷と
吉備津神社の参拝客で、周囲は大渋滞。なんとか公園の駐車場に四輪を停め、大窪越へ。
大窪越は、最上稲荷から、南東の大窪へ越える小さな峠。1/5万図にも破線路で描かれている。

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渋滞の中、最上稲荷南東の大谷集落へ。貯水池を目指して進むと、大窪越の径が続いている。

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途中、ヤブの中に鳥居が建っている。山頂にあった三光天王は、参道が崩れたので、別に移転した
との説明書きがあった。乗車して登ってきたが、この鳥居前からは勾配がきつくなり、自転車を押す。

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乗って下れるくらいの良い道を押し上げる。もうすぐ大窪越、稜線鞍部は竹林になっているようだ。

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大谷の貯水池から10分ほどで、大窪越に到着。鞍部の南側に石垣や石碑が残っている。

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大窪への下りは、峠直下から拡張された作業道になっていた。山径下りを予想していたので残念。

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大久保から吉備線沿いに出て、サイクリング道で備中高松へ戻る。途中、跨線橋で吉備線を渡る。

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サイクリング道でそのまま、備中高松から足守方面へ。写真は、足守川の岸に出るあたり。

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足守川沿いは、細い橋もあって楽しい。川を北上し、東阿曽と名越との間にある名越峠を目指す。

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県道271号を北上し、東阿曽で総社方面へ左折。北に見える貯水池の築堤を目印に進む。

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貯水池を渡らずにコンクリート路を登り、上段の貯水池を渡ると、目前の鞍部まで山径を直登する。

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距離は短いので、3分ほどの直登で名越峠に到着。峠径の少し奥に石仏が祀られている。

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名越峠西側も急坂を一気に下る。名越から西阿曽へ出て、足守経由で備中高松へ戻った。

相棒;MTB1号(26×1.9)  走行距離24.0km
城址公園(備中高松) 12:30→大谷の貯水池12:40→大窪越12:50〜13:00→備中高松13:30〜40→足守川の岸13:50→貯水池(上段)14:05〜10→名越峠14:15〜25→名越14:30→城址公園14:45

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ところで、備中高松の城址公園は、以前にも来た事があり、広々として、昼寝にも良いところ。

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でも 水攻めは解るにしても、それを音頭にするのって・・・・・・・。
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東塔坂峠

総社駅の北にある西塔坂峠は、10年以上前にレンタサイクルで越えたことがあるが、東塔坂峠は越えたことがない。手元に地形図はないが、ツーリングマップルを手がかりに踏入ってみた。

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峠の東側にある砂川公園に四輪を停めて舗装路を登り、林道青谷黒尾線(全舗装)に入る。

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ゴルフ練習場を過ぎるとピーク。少し先から、北へ舗装路が延びているので入ってみることにした。

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すぐに舗装は途切れ、手入れされた山径が続いている。うまく行くと東塔坂峠へ通じているかも?

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自転車を押して進むこと10分。深く掘れた鞍部へ着いた。ツーリングマップルで東塔坂峠に到着。

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峠からは荒れた急坂を下る。5分くらいで建物の前に出た。総社第一調整池とある。以後は舗装。

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そのまま下ると、県道57号に出たので、井尻野まで南下して舗装路を越え返したが、途中、
かなり迷った。もう少し詳しい地図があれば、西塔坂峠との周回ができたのに・・・。残念。

相棒;MTB1号(26×1.9)  走行距離14.2km
砂川公園9:50→山径入口10:00〜05→東塔坂峠10:15→県道57号に出る10:25→総社北公園入口10:45〜50→砂川公園11:15
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2011年12月29日

久々井峠・八反峠・中ノ峠

午前中に奥吉原周辺の峠を越えた後、午後からは備前市に移動して、伊部の南にある久々井峠、
八反峠、中ノ峠、長谷越を周回した。どれも10年ほど前に越えたことがある小さな峠だ。

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備前市の浦伊部に四輪を停め、県道39号を南下。久々井を過ぎ、大瀬のピーク手前が峠の入口。
一度越えているのに、かなり迷った。

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峠までコンクリート舗装の細い道が続く。緩く登っていくと、次第に久々井湾の展望が開ける。

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峠入口から10分足らずで久々井峠に到着。峠には大きなステンレス製の貯水タンクがある。

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峠の南側で旧道が分岐しているが、今回はコンクリート舗装の道を下る。西谷公民館の前に出た。

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西谷から再び県道39号経由で県道222号へ入る。10分ほど登ると深い切通しの八反峠に到着。

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一旦、下寺まで下って、今度は八反峠の西隣にある中ノ峠を登り返した。

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峠付近は1/5万図にない道があって迷ったが(1/2.5万図なら問題ない)、何とか中ノ峠に到着。

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峠北側の佐山への径は、細くて少し判りづらい。急勾配だがヤブはないので、たまに乗れた。

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途中から径が良くなり、充分に乗って下れるようになった(全体的には、下りの半分は乗車できた?)。

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最後は気持ちの良い草の径で、備前市農協の建物の前に出た。「乾燥調整施設」とあった。

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佐山からは、大して趣のない長谷越を淡々と越えて伊部へ戻った。伊坂峠のほうが良かったかな?

相棒;MTB1号(26×1.9)  走行距離24.7km
浦伊部12:30→久々井峠入口12:45〜13:00→久々井峠13:06〜10→西谷13:15〜20→八反峠13:40→下寺13:50→中ノ峠14:20〜30→佐山14:50〜55→長谷越15:20〜25→浦伊部15:35続きを読む
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車ヶ峠・赤松峠・剣抜峠

年末年始は、九州の小倉へ四輪で帰省。片道1400km弱なので、車中泊のついで、岡山県の和気I.C.で下車して、数km西にある奥吉原の集落入口に四輪を停め、周辺の峠を越えてみた。

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奥吉原を南下、集落を抜けた後、右への巡視路が車ヶ峠の入口。JR_No.15〜16の表示板がある。

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峠への径はガレているが、ヤブや崩落はなかった。急坂を押し上げると、左前方に鞍部が見える。

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巡視路入口から10分で車ヶ峠に到着。熊山駅方面の展望が開ける。

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熊山側への巡視路を下る。最初はやや荒れ気味。巡視路に並行して、旧峠径があるようにも見えた。

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10分ほど下ると、5差路に到着。5差路からは乗れるようになったが、すぐに千躰の民家脇へ出た。

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車ヶ峠の径から舗装路に出て南下すると、すぐに赤松峠の入口。熊山登山口の大きな看板がある。
赤松峠は、千躰から熊山への登山道途中にある片峠で、地形図に、峠径が破線路で描かれている。

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舗装路の急坂を登ると、右手に熊山登山道の案内板がある。登山道に入ると、一旦コンクリート舗装
になるが、すぐに舗装は途切れた。良く整備された遊歩道が続いている。

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自転車を押してしばらく進み、岩の多い急坂を押し上げて稜線上に出た。ここが赤松峠のようだ。

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稜線から下る径はなく、遊歩道は南東方向へ登っていく。途中、総電線巡視路と合流した後、
奥吉原から熊山へ登る舗装車道へ出た。

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舗装車道を奥吉原方向へ下り、奥吉原の大内集落の奥にある剣抜峠を、西側から登ってみる。
大内集落外れの防猪ゲートを過ぎ、防緒ネットに沿った山径を進む。

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山陽自動車道をくぐる辺りでクランク状に曲がって、沢沿いの廃林道へ。ヤブっぽいのは最初だけ。

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しばらく廃林道を押して進むと砂防ダムがある。以前、剣抜峠を東から越えた時の記憶をたどり、
砂防ダムの先で沢を渡る。沢は枯れていて水はなく、大きな石がゴロゴロしている。

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沢を渡った後は、先人の残した赤テープを目印に、目の前の鞍部(剣抜峠)へ続く踏跡を登る。

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状態の良い箇所は、径がはっきりしているが、ガレガレ。峠直前では、かなり踏跡は細くなる。

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砂防ダムから20分で稜線鞍部の剣抜峠に到着。峠らしいものは何もなく、下る径もはっきりしない。

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踏跡と思える部分を辿って、東側斜面を下る。途中、先人の残した赤テープが何箇所かあった。

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剣抜峠から約10分で東側の谷へ下る。地形図では実線道だが、沢と化した廃道。以前より酷い。

11122918.JPG
谷筋の廃道を押したり担いだりしていると、5分くらいで林道に出た。林道を下ると大内集落に出た。
2km足らずでデポ地に戻って四輪を回収したが、まだ昼前。午後からは、移動して別の峠を越えよう。

相棒;MTB1号(26×1.9)  走行距離12.8km
奥吉原入口8:20→車ヶ峠入口8:30→車ヶ峠8:40〜45→千躰9:05→登山道案内板9:10→赤松峠9:25〜35→舗装車道へ出た9:50〜55→大内10:05→高速の下10:10〜15→砂防ダム10:25→剣抜峠10:45〜50→東側の谷筋11:00→林道に出た11:05→奥吉原入口11:15
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2010年12月29日

小峠越敗退

荒神屹を越えたが、まだ時刻も早いので、東岡山の室山と西大寺の吉原とを結ぶ小峠越へ入ってみた。県道83号沿いに四輪を停め、室山側から進入。
10122901小峠越の入口.JPG


0.5kmほど進み、左手に分岐している細いコンクリート路へ入る。やや急坂だが何とか登れた。
10122902コンクリート路を登る.JPG


なだらかな稜線へ登り、道が右に曲がると、コンクリート舗装は切れ、笹のヤブ道になった。
10122903笹ヤブの突入.JPG


さらに高密度のヤブ。道ははっきりしているが、あまり人の入った痕跡もなさそうだ。しばらくもがくが、ツタも絡み進めない。今日は気が向かないので、撤退することにした。
10122904今回はここで断念.JPG


峠まであと200mくらいのようなので、自転車を置いてヤブ漕ぎすると、約10分で小峠越に到着。峠は、西大寺側からヤブっぽい送電線巡視路があがってきていた。次回は逆側から登ってみよう。
10122905空身で小峠越まで登る.JPG


もと来た道を戻ったが、ヤブを抜け出すのも一苦労、気がつけばフォークにつけていたメーターのセンサーがなくなっていた。ツタと格闘した時に取れてしまったのだろう。

12:45室山→ヤブ道進入12:55→自転車を置き小峠越往復13:15〜13:30→センサー探す13:35〜14:00→室山14:05
走行距離 約2.6km(推定)
相棒;MTB (26×1.9)
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変わってしまった荒神屹

小倉への帰省の途中だが、そのまま帰ってはもったいないので、岡山の峠を走ってみることにした。荒神屹は長船駅の南東にある小さな峠で、雰囲気が良かったので、2002年以来再訪してみた。
県道39号の西須恵に四輪を停め、舗装林道のピークを越えて亀ヶ原集落へ。
10122901舗装林道のピーク.JPG


2002年に越えた時には、水落から亀ヶ原集落へ入った。ちなみに水落からの道はこんな感じ。
10122902水落からの道.JPG


邑久町の北池へ下ると立派な二車線路と交差する。二車線路は荒神屹方向へ延びている。いやな予感はするが、コンクリート舗装の峠道をのんびりと登る。
10122903荒神屹へ.JPG


いやな予感は的中。ヤブ道だった荒神屹は、先ほどの二車線路が越える切り通しに変わっていた。
10122904荒神屹.JPG


ピーク付近の奥に小さな祠が残っていた。福里への下りも健在のようなので、入ってみることにした。
10122905福里への下り.JPG


二車線路から外れ、用水池の築堤を通って、峠道を下る。以前よりヤブは浅い。
10122906用水池の築堤.jpg


福里までの下りは100%残っていた。距離は短いが、雰囲気のよい未舗装車道。
10122907福里への下り.JPG


帰りは、二車線路で荒神屹を越えたが、頂上までは5分足らず。亀ヶ原経由で西須恵へ。往きにも通った舗装林道も雰囲気が良かった。
10122908舗装林道を下る.JPG


西須恵(デポ地)10:35→亀ヶ原のピーク10:50→北池10:55→荒神屹11:00〜05→太子堂11:10〜18→荒神屹11:21→西須恵(デポ地)11:35
走行距離 約10.9km
相棒;MTB (26×1.9)
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2002年10月06日

高梁周辺の峠越え

岡山のYHに荷物を預け、岡山駅で6:40頃の伯備線に乗り備中高梁駅で下車。8時前にスタートしたものの、距離計の表示が出ない!・・・電池切れらしい。急いで駅前に戻ってコンビニで電池を買って交換。改めて8:30 備中高梁駅をスタート。
楢井坂への登り口を探しながら高梁の町を抜け、伯備線をくぐる。02100602.JPG02100601.JPG短大(大学?)の前にハイキングコースの道標があったので、これにしたがって楢井坂を登り始めるが、10%前後の急坂が続く(写真)。交通量はほとんどなく、静けさの中 じわじわと登って、30分ほどでピークに到着(写真)。ピークは愛宕山への道が分岐していた。楢井の集落へ下ってR484に入ると、大久保の集落までも下り。大久保からわずかに登っただけで、大久保峠に到着。峠はR484改修時に 開削されたようで、02100603.JPG02100604.JPG現在の車道より東側の一段高い所に旧国道らしき車道があった(写真)。峠からの下りは、現在の国道に入らず旧車道を下った。霧がかかっているのが少し残念だが、高梁の町並が眼下に広がる(写真)。旧車道の下りでは、途中 山径が交錯していたようだが、さらに古い旧道なのかもしれない。
再び高梁の駅前に戻り、今度は市街地の西にある真似男ヶ峠を目指す。県道302号に入り、高梁大橋を渡って舗装路を登ること30分、真似男ヶ峠に到着(写真)。これといって峠を記したものもなく、バス停の名前も 唐傘堂 となっているように、笠のようなお堂にお地蔵さんが2体安置されていた。峠を西へ下ると、すぐに広域農道(?)に出たので、成羽川沿いの井谷まで下る。
成羽川を少し遡って県道35号に入り、10kmほど登ると梨ノ木峠。2車線舗装路の峠で、これといって何もなかった(写真)。宇戸谷まで下って県道166号に入り、少し登ると槙ヶ峠(写真)。細い車道で交通量も少なく、少し鬱蒼とした峠。影谷川に沿った下りも、のんびりとした風景の中、楽しく下れた。ランドナー向きの峠だ。
一旦、R180に出て美袋駅の辺りから県道54号に入り、仏ヶ峠を越える。2車線舗装路で、峠付近は道の拡幅か何かで工事が行われているらしく埃っぽいので、写真を撮って早々に山田へ下った。
02100605.JPG02100606.JPG02100607.JPG02100608.JPG

02100610.JPG山田の集落から再び北上し、蟻ヶ峠を目指す。集落の間の細い道を抜け、華光寺への分岐で舗装が切れた(写真)。分岐には手書きの案内板があった(写真)。峠が近づくと斜度が増し、砂地が深くなって少し押した。ランドナーで乗って越えられないとは思ってもみなかった。峠よりも少し手前にお地蔵さんがあり、ここを過ぎると切り通しの蟻ヶ峠に到着(写真)。峠から南西方向の鬼身城跡(284.3m三角点)への登山道があり、登山者用なのか杖が何本もおいてあった(写真)。一休みして下りにかかると、峠下0.2kmからコンクリート舗装。塩田へは下らず、田広木から蟻ヶ峠の東方にあるピークを越えて久代へ下った。02100609.JPG02100611.JPG02100612.JPGこちらのピークは峠の名前らしいものはなかったが、馬頭観音が祀られていて(写真)、峠らしい風情があった。02100613.JPG久代から県道80号で総社へ向かい、総社駅で輪行。YHに戻った。明日からは仕事だ!

走行距離62.5km(高梁駅8:30→楢井坂9:05→大久保峠9:15→高梁駅9:40→真似男ヶ峠10:10→井谷10:25→梨木峠11:25→槙ヶ峠11:40〜45→仏ヶ峠12:45→蟻ヶ峠13:10〜20→馬頭観音13:30→総社14:05)
相棒;片倉シルクキャンピング(650×35B)
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2002年10月05日

新見周辺の峠越え(パート1)

10月に入って、再び岡山へ。産後 間もない妻には申し訳ないと思いつつ、片倉シルクキャンピングをたたんで、サンライズ出雲に乗り込んだ(狭い車両なので、自転車を置く場所にも困った)。
02100501.JPG新見駅で自転車を組立て、県道8号へ。交通量も少なく、静かな舗装車道を登っていくと、15分で川面峠へ到着(写真)。峠付近は、まだ晴れきっていない朝霧が民家にかかり、良い雰囲気の峠だ。神代方面へ下ると、途中 谷底にある布原の駅がちらりと見えた。備中神代の駅を過ぎ、R182を右折。丸の坂トンネルをくぐるよりは、その上にある旧道を辿ることにした。R182を外れ、北にある畑原の集落から旧道へ入る。02100502.JPG02100503.JPG全舗装だが、交通量は皆無(写真)。途中には車も通れないほど道幅の狭い区間もあり、不思議な舗装路だ。畑原から約20分で峠に到着(写真)。上市側は普通の舗装路だった。上市からはR180を北上。小原から千屋ダムの東側にある灰ヶ峠という集落へ登ってみた(写真)。「峠」というほど明瞭なピークではなく、民家が山腹に点在し、いくつかアップダウンがこれをつないでいた。02100505.JPG02100504.JPG集落の名前が単に灰ヶ峠なのか、阿福へ越える道のピーク(写真)を灰ヶ峠というのかは不明。
阿福まで下り、阿福トンネルを抜けて、別所川に沿ってさかのぼる。別所の集落を過ぎて少し登ると、未舗装の車道になったが、用郷までの約1.5kmが、思いもよらず荒れた道で、急勾配のつづら有り、ブッシュ有りで楽しかった(下り側にコースをとれば、もっと楽しい?)。
02100506.JPG02100507.JPG02100508.JPG
用郷からは再び舗装。県道317号で大佐町へ入る。大井野の集落から県道443号の市倉峠を越え(写真)、千屋から県道111号の桑平峠へ(写真)。峠のお地蔵さんに一礼し、鳥取県側へ下る。上石見駅で自転車をたたみかけて時刻表を見ると、次の電車まで2時間半!しかも新見駅では、各駅停車には乗り継ぎ難いようなダイヤが組まれているため、岡山への到着は21時頃になってしまう。これは大変、と上石見駅から県道8号を南下。途中、谷田峠を越え(写真)、備中神代駅まで走って自転車をたたみ、芸備線からの電車に乗って新見へ。岡山のYHには何とか20:00前に到着した。
02100510.JPG02100511.JPG02100512.JPG

走行距離77.9km(新見8:20→川面峠8:35→丸の坂9:30→灰ヶ峠10:40→県道317号ピーク12:30〜55→大井野13:10→市倉峠13:30→桑平峠14:30→上石見駅14:50〜15:30→谷田峠15:40→備中神代駅16:20)
相棒;片倉シルクキャンピング(650×35B)
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2002年08月03日

昼寝の名所

岡山出張も一段落、翌週には春日部へ戻る予定。しかも翌々週には長女が産まれる予定。そうなると、岡山を走れるのもあとわずかかもしれない。ということで、YHで自転車を借りて出発。
7:45 YHを出発し、新幹線に沿った県道242号で西へ。R429をかすめ県道469に入って浅原峠を目指す。浅原集落のあたりからかなりの急坂。安養寺の脇を抜け、小さなピークの浅原峠へ(写真)を抜け、三因へ下る。真備町の真神峠を越えようと、高梁川を渡りR486へ入る。真備神社で休憩後、矢砂から峠を目指す。道は畦道から(写真)ヤブ径へ。進むにつれてヤブがひどくなり(写真)、引き返す事にした。夏にはちょっと難しい峠のようだ。
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02080305.JPG02080304.JPG矢砂から県道54号に出て、安明寺峠(写真),建坂峠を越える。どちらも2車線舗装路だが、安明寺峠は現車道の峠付近のがけの上に、開削前の旧舗装路の断片が残っているようだ。建坂峠は、峠付近のみ旧道の舗装路が残っていて、真備側は旧道らしい雰囲気でお地蔵さんもあったが、総社側は峠直下に工場が建っていて、雑然とした中を下った。
真神峠のヤブに懲り、破線路の黒谷越はやめて、県道282号の槙が峠を越えることにした。市場で県道80号を外れ、県道282号へ。途中にある畜産団地を過ぎると、竹林の中を抜けたりと、結構 雰囲気の良い区間もあった。峠への入口は、鋭角な右カーブから未舗装の車道が左へ分岐していて、ほんの30mほど先にピークが見えていた(写真)。真備町側の下りは急勾配で、途中から舗装になった。夜出集落を抜け、R486号へ出て西へ向かい、真備町の中心街から見て真南にある石塔乢を目指す。02080306.JPG02080307.JPG所生集落から舗装路の急坂を登る。本当は福原集落からの破線路を辿る予定だったが、真夏のヤブこぎも辛いので、今回は舗装路で登った。20分ほどで石塔乢に到着(写真)。峠の南側は変電所(?)があり、送電線が走っていてあまりのんびりとした雰囲気ではない。南側に下るとすぐに2車線舗装路の広域農道に出た。広域農道経由で再び清音に戻り、県道270号で備中国分寺へ。ここの裏の広場にベンチがあって、昼寝には最適。木陰で涼んで、しばらく昼寝。その後、備中高松城跡の公園にも寄って昼寝。、YHに戻るころには、かなり陽も傾いていた。02080308.JPGさすがに8月、峠越えは午前中だけで、午後からは暑くて昼寝ばかりになってしまった。

走行距離 約70km(YH 7:45→浅原峠8:50→真神峠敗退9:50→安明寺峠10:10→槙が峠10:50→石塔乢11:40→備中国分寺12:30〜14:00→備中高松城跡14:30〜15:30→YH16:10)
相棒;借用シルクランドナー(650×38A)
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2002年07月21日

岡山東部の峠越え-2

昨日は夜勤明けで走ったため、疲れてよく眠れた。今日は、再び岡山東部へ行ってみよう。
岡山青年会館YHをスタート。県道27号を快走し赤坂町へ。ここから県道53号へ入って佐伯峠を越える(写真)。ただの舗装路ピークで味気ない。そのまま下って県道79号を南下し、大成峠を越えるが(写真)、これも味気ない舗装路のピーク。田原下の「峠」集落を抜け、和気橋を渡ってR374から県道414号で才ノ峠を越える(写真)。舗装路で交通量も少なく、緩い勾配を登っていくと、頂上付近まで民家が散在していた。
02072101saiki.JPG02072102onarudawa.JPG02072103sainotawa.JPG
そのまま下って和気駅の対岸付近から、片上鉄道跡のサイクリングロードに入る。金剛川や山陽本線と立体交差し(写真)、R374と並行してのんびりと走る。鉄道跡は風情があって楽しく走れる。徐々に高度を上げてピークへ。残念ながら、頂上の峠清水トンネルは通行止(写真)なので、仕方なく並行するR374の傍示ヶ峠へ。
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「峠」という名前のバス停のあるピークを越え、左への分岐を入ってみる。民家の脇を抜け、細い舗装路を下ると(写真)お地蔵さんもあり(写真)、やはり傍示ヶ峠の旧道のようだ。雰囲気のあるのどかな道は(写真)、片上鉄道跡のサイクリングロードと並行して片上へ下っていた(現国道は伊部へ下る)。片上線の跡を探して市街を徘徊し、海岸に出る。
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煉瓦工場の多い片上の海沿いを抜け、県道425号の伊坂峠へ(写真)。舗装だが急坂で、ちょっと脚に堪えた。峠のお地蔵さんに一礼し、長船方面へ下る(伊部側のほうが雰囲気は良かった)。磯上で折り返すように長谷越を越え(写真)、佐山方面へ南下。向かい側の稜線に、八反峠や中ノ峠らしき鞍部も見えた。佐山から県道222の八反峠へ。思ったよりもきつい登りで、舗装はされているが細い道だ。切通しのピークは、車のすれ違いも困難な上、鬱蒼とした茂みで昼でも暗く、一種独特の雰囲気があった(写真)。虫明側の下りも細い道で交通量も少なく、ランドナー向けの楽しい峠だった。虫明から県道224号を登り、才ノ峠を越えて(写真)邑久方面へ下る。
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邑久ICの南南西にある藤峠という集落が気になったので、邑久ICの少し西から登ってみた。手持ちの地形図では実線道だったが、細いながらも全舗装。過ぎに藤峠集落へ到着(写真)。集落で道は三叉路になっていて、西の谷から尾の村への車道に、自分が登ってきた道が合流する。三叉路より少し北側にピークがあり、さらに西の谷へ少し下った辺りから、里道が分岐していた(写真)。旧道だろうかと入ってみると、刈払われた良い感じの径が下っている。ちょっとだけ旧道トレースっぽい雰囲気を味わえたが、距離は短かくすぐに舗装路へ出てしまった。
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02072117kamegahara.JPG再び邑久ICの辺りまで戻って北上。高砂山の北東の鞍部を目指す。鞍部付近に亀ヶ原という集落もあるので、きれいな道かと思っていたら、車も通れないほど細かった。でもアスファルト舗装。いつ途切れるかと、軒先の道をゆるゆると進むが、道はそのまま下りになって(一部 未舗装だったか?)、北池の集落に到着。ここから右に折れて、荒神屹
02072118kojindawa.JPG02072119kojindawa.JPGを目指す。目前の鞍部に向かって細い舗装路が延びているが、集落を過ぎると舗装は切れて里径になった(写真)。草は茂っているが乗れないほどではない。そのまま乗って進むと、径は林の中へ入り周囲は鬱蒼とした感じ。倒木もあって、少し廃道っぽくなった。路面はややラフな土の径だが、傾斜が緩いので乗れた。02072121kojindawa.JPG02072120kojindawa.JPG不明瞭なピークで、荒神屹の位置は少しあやしかったかもしれないが、それらしいところで写真を撮り(写真)、さらに進む。福里側へ下り始めると視界が開け、雑草の茂ったあぜ道のようになった。溜池の脇をかすめ(写真)、宮下の集落へ出ると舗装になった(写真)。
この8月でも充分に乗れたので、冬の無雪期ならもっと楽しいかもしれないなぁ。
今日の峠越えはこれまで。県道83号で東岡山まで走り、山陽本線沿いに岡山中心部へ。岡山青年会館YHへ戻った。傍示ヶ峠の旧道,八反峠,藤峠,荒神屹と、楽しい峠の収穫も多い一日だった。

走行距離 約110km(YH 7:40→佐伯峠8:55→大成峠9:20→才ノ峠10:10→和気10:30→傍示ヶ峠11:10→片上11:30〜45→伊坂峠12:00〜15→長谷越12:45→八反峠13:10→才ノ峠13:30→藤峠13:50→荒神屹14:30→YH 16:00)
相棒;借用シルクランドナー(650×38A)

ラベル:岡山の峠
posted by たおたわ at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 岡山の峠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする