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2007年10月14日

京都ツーリングその3

京都ツーリングも最終日、昼過ぎの新幹線で春日部へ戻るまでの半日間、YHに荷物を預け、左京区の近場の峠を縫って走った。
東大路通りを北上、岩倉から寒谷峠への道がわかり難く、しばらく住宅街の中を迷った。瓢箪崩山への標識があり、小さな遊水地の脇に出るとすぐに舗装が切れる(写真)。少し荒れているが、1kmくらいは何とか乗って進む。砂防ダムの横を抜けるあたりから急坂になり、自転車を降りて押す。15分くらい押していると、径は斜面をつづらで登り始めるが、これがかなりの急傾斜(写真)、15分くらい自転車を担いだろうか、寒谷峠に到着(写真)。峠から瓢箪崩山への径を分け、江文峠方面への縦走路を0.3kmほど進むと井出方面への路が下っている。井出方面へ下る道は最初はガレた急坂だが次第に穏やかになり、0.5kmほど押し担ぐと乗れるようになった(写真)。1kmほどで民家の前に出ると舗装路になり、東海自然歩道に合流。
寒谷峠へガレた急坂寒谷峠井出への下り
井出からは、東海自然歩道で江文峠へ。府道40号と交差すると、府道に並行して北側を登って行く(写真)。途中から山径となり自転車を押し上げること20分。府道に出た辺りが江文峠のようだ(写真)。府道に沿って進むと江文峠バス停の横を、山径が下っている。少し下ると未舗装の車道になり、峠から1kmくらいで舗装路になって再び府道と合流。静原町の東のはずれに出た。静原町を抜けて西のはずれから薬王坂を鞍馬へ越えることにした。最初、少し未舗装部分があるが、すぐにコンクリート舗装の急坂で一気に登る(写真)。乗れる勾配ではないとあきらめて押し上げる。舗装が切れて山径になると10分くらいで薬王坂の峠に到着(写真)。峠の前後はきれいな道で乗れそうだが、ハイカーが多いので自転車を押し担ぐ。鞍馬への下りは途中からガレた急坂となるが、10分くらいで鞍馬駅前に到着。
江文峠へ府道に出る辺りコンクリート舗装の急坂薬王坂
まだ11時過ぎで少し時間もあるので、野中から再び府道40号を静市方面へ進み、繁見坂を辿る。静市からの登り口が見つからず、野中まで戻って静原川の南側の道を辿る(写真)。山径になり途中ブッシュもあって(写真)少し不安になったが、なんとか繁見坂の峠へ到着(写真)。岩倉側の下りは未舗装車道で(写真)、仏教大学の総合グラウンドの脇に出た。岩倉からは朝北上してきた道を南下し、東山YHで預けていた荷物を受取って帰路についた。小さな峠をいくつも越えた 楽しい3日間だった。
繁見坂へややブッシュ繁見坂岩倉側の下り
走行距離39.2km(東山YH7:30→岩倉8:10→寒谷峠8:55〜9:00→井出9:30→江文峠9:55〜10:00→薬王坂入口10:15〜30→薬王坂10:50〜55→野中11:15〜35→繁見坂11:50→東山YH12:30)
相棒;MTB(26×1.9)
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2007年10月13日

京都ツーリングその2

京都ツーリングの2日目は、昨日乗らなかった叡山電車で鞍馬へ。アンガ谷入口の道標駅前で自転車を組み立ててスタート。府道361号で芹生峠を目指ざしていたが、途中、アソガ谷入口で旧花脊峠の道標を見つけた。急遽 予定を変更し、旧花脊峠を目指し林道に入る。しばらくコンクリート道を登ると、杉の木に貼り紙があり(写真)奥ゆかしく林道が行止まりであることを伝えてくれるが、そのまま進む。途中から未舗装になり(写真)、道標から約2kmで林道は終点。山径を押し担ぐこと30分(写真)、林道に出た。辺りを見回すと、少し先にお堂があり旧花脊峠のようだ(写真)。旧花脊峠は、峠下バス停からの林道が越えていて、花脊への下りは砂利道を下る。0.5kmほどで花脊峠からのR477へ合流し、大布施町から大野へ。
林道行止まり旧花脊峠へ旧花脊峠へ2旧花脊峠
大野からはR477を外れ、竜ヶ坂を登って茶呑峠への道を辿ってみる。中江という集落の裏からコンクリート路を登ると、じきに山径になり自転車を押す(写真)。よく踏まれたきれいな径を40分ほど押していると、稜線まで登る(写真)。稜線には鳴野堂というお堂があり石仏が二体祀られていた(写真)。
鳴野堂へ鳴野堂2鳴野堂
鳴野堂のあたりからは林道を下るが、途中から茶呑峠へ通じていそうな山径が分岐していたので(写真)、山径へ踏み込む。最初、倒木などが多く、茶呑峠少し手前でもガレた箇所があったが、それ以外はきれいな山径が続いた(写真)。鳴野堂から約2kmで茶呑峠に下ってきた。とても良い雰囲気の峠なので(写真)、ここで小休止。昼飯も兼ね20分ほど休んだ。
峠からの下りはガレた林道だったが(写真)、0.5kmほどで舗装路に出て西ノ谷川に沿って下る。
山径への分岐茶呑峠へ茶呑峠ガレた下り
途中、雲月坂の標識があったのでこれも越えてみようと踏み込んだ。最初の分岐で左の未舗装路に入ると、しばらくブルドーザーでひっかいたような作業道が急登し(写真)自転車を押し上げる。山径になると(写真)じきに雲月坂に到着(写真)。写真を撮り終えて下りにかかると、すぐに余野の集落に出て山径は舗装路になってしまった(写真)。
雲月坂へもうすぐピーク雲月坂余野の集落に出る
余野川に沿ってR162に下る途中から笠峠への道が分岐している。余野川をわたって、緩い舗装路を登って行くと(写真)、1kmで笠峠に到着。しかし峠にはゲートがあり、「これより私道です」と通行止めの看板が・・・(写真)。私有地ならしかたがないと引き返し、笠トンネルを抜けてYHへの帰路につく。昨日は京見峠を越えたので、今日はR162のまま御経坂峠を越え(写真)、YHまで快走。まだ明るいうちに帰りついた。
笠峠への道笠峠御経坂峠

走行距離70.8km(鞍馬駅8:05→アンガ谷入口8:40→旧花脊峠9:45〜50→中江11:10〜20→鳴野堂12:20〜25→茶呑峠12:50〜13:10→雲月坂13:50→笠峠14:20→御経坂峠15:00→YH15:40)
相棒;MTB(26×1.9)
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2007年10月12日

京都ツーリングその1

京都北部の峠を越えてみようと、東山YHに宿泊。早朝、5万図を片手にスタートした。
京都一周トレイルの標識叡山電車に沿って北上し、京都一周トレイルの標識(写真)にしたがって、二ノ瀬駅付近から夜泣峠へ登ってみる。踏切を渡ると、急階段と急坂で(写真)30分ほど自転車を押し上げる。しだいに勾配が緩くなってくると夜泣峠に到着(写真)。西側の下りも素晴らしい径で楽しい下り(写真)、と思ったら、途中からガレた急坂に変わり10分ほど押し担ぐ。コンクリート橋を渡ると軽トラの通れるくらいの道になり、「自転車・バイク通行止」の看板が・・・(写真)。二ノ瀬側には何の警告もなかったので気付かなかったが、次に越える機会はなさそうだ。そのまま下って栗夜叉林道を経て府道61号に出た。
急階段夜泣峠楽しい下り通行止の看板
続いて祖父谷峠を越えてみようと61号を北上するが、山中で道に迷ってしまい、雨も降り出してきたので撤退。引き返す途中で、狼峠の標識があったので入ってみた(写真)。手持ちの5万図では桟敷ヶ岳東の破線路で描かれている。ブルドーザーでひっかいたような急坂の道を押し上げること10分、狼峠に到着。ブル道は峠を越さずに南へ続いているが、狼峠の看板の横から、東へ踏み跡が続いている(写真)。何とか雨は上がったが、濡れた丸太の転がる山径を押し担ぐ(写真)。10分ほどで沢を渡ると林道に出た(写真)。
狼峠の入口狼峠丸太の転がる下り林道に出た
手持ちの地形図には描かれていない林道だが、「←石仏峠//魚谷峠→」の標識があった。南下魚谷峠して魚谷峠を目指すことにした。林道はしばらく下った後、登り始める。祖父谷峠の探索で少し疲れたこともあり、登り口の辺りで30分ほど休憩、菓子パンを2〜3個食べる。空も一転して晴れてきたので、魚谷峠に向けて登り始める。路面は多少荒れたダートで大したこともなく、15分で魚谷峠に到着(写真)。地形図の破線路では南の谷を下って中津川沿いに出るはずだが、林道が交錯していてまたも迷ってしまう。行止りや登り返しもあったが、何とか雲ヶ畑の集落に降りてきた。
持越峠このままYHに戻るには、14時過ぎと早いので、付近の持越峠→供御飯峠→京見峠と越えてみることにした。雲ヶ畑から持越橋を渡って、舗装路を1.5kmほど登ると持越峠(写真)。そのまま真弓川沿いに下って、北尾1号橋の手前を左折し、供御飯峠を目指す。途中から未舗装になった車道を登って行き、途中、軽トラックのおじさんに供御飯峠への道を尋ねると、「小野峠なら、この先 左側の鎖のかかった道を登って行け」と教えられた。地元では小野峠と呼ばれているようだ。おじさんの言ったとおり、鎖のかかったコンクリート道を、自転車を押して登って行く。植林帯の向こうに鞍部が見えるようになると山径になり(写真)、20分ほどかけて休み休み登ると、ようやく供御飯峠の鞍部に到着(写真)。お堂の仏様が迎えてくれた。小野側の下りは、ガレて細い山径なので乗れなかったが(写真)、5分ほどで作業道に出ると乗れるようになり、R162まで一気に下れた。あとはYHに向けてR162を南下、京見峠を目指す。さすがに峠への登りはつらかったが、40分ほどで京見峠に到着(写真)。峠からの下りは、名前とは違って京都市街を見下ろすような箇所はなかった。さらに京都市街を抜け、YHに着いた頃には薄暗くなっていた。
供御飯峠へ供御飯峠供御飯峠の下り京見峠
走行距離74.2km(YH7:00→二ノ瀬7:55→夜泣峠8:20〜25→府道61号8:45→祖父谷峠で迷う10:35〜12:00→狼峠12:20→林道に出る12:35→休憩12:40〜13:10→魚谷峠13:25→雲ヶ畑14:20→持越峠14:40〜50→供御飯峠15:35→京見峠16:30→YH17:20)
相棒;MTB(26×1.9)
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